砂原保育園年長組(東京都葛飾区)の子どもたちは、10年前の2011年5月からほぼ毎月、電車に乗って関さんの森にやってきます。
今年度は、5月は雨で中止。今日がはじめての「森の日」となりました。
関さんの森、関さんのお庭に着いたら、まずご挨拶。
さっそく、関さんから、今日の見どころを教わります。
ウメ、ビワ、スモモの実は、ちょうど食べごろ。一方、カキの実は、まだ赤ちゃんです。
お庭のすみに、細長いタケノコが生えていました。マダケのタケノコです。
途中で切り倒し、子どもたちは竹の皮をむいて、はだかんぼにします。
下の写真は、はだかんぼにしたタケノコと、まだ60㎝くらいの若いタケノコと、記念写真です。次回7月に来たときは、どのくらいに成長しているでしょうか?
お庭の次は、屋敷林へ行きました。新しい橋を渡ります。
アスレチックで遊びたそうでしたが、今日はガマン。
関さんの森農園では、スモモが色づいていました。
おいしそうなスモモを、もちろん収穫。青ウメと完熟した黄色いウメと赤いスモモ、とてもキレイです。
その後、子どもたち関さんのお庭に戻り、塩むすびでお昼ごはん。昼食後は「竹とぼくとおじいちゃん」の絵本を読んでもらって、関さんの森を後にしました。
(山田)
関さんの森を育む会できて16年目に入りました。たくさんの人が関さんのお庭を歩いたこともあり、敷石がずいぶん傷んできました。
なんとかきれいになおしたい・・・。そんなとき、頼りになるのが作業班の人たちです。まずは、傷んだ敷石をはがします。
次に、新しい敷石を並べて、目地(すきま)を中心にセメントを流します。
本日の作業はここまで。あとはセメントが乾くのを待ちます。敷石の上にかかったセメントは、自然に剥がれ落ちるのだそうです。作業班の皆さん、お疲れさまでした。
ところで、関さんの森の農園では、いま、スモモが熟しています。明日からの週、幼稚園生や小学生、お年寄りの方もみえるので、味わってもらうことにします。
なお、今日、アカトンボを見つけました。
胸の模様で調べると、どうやらアキアカネのようです。
アキアカネは平地の水田などで羽化し、この後は高原にて夏を過ごします。秋になると産卵のために平地にもどってきます。
近年、アキアカネを中心としたアカトンボが減ってきているといわれています。このアキアカネも、秋にふたたびもどってきてほしいものです。
幸谷小二年生87名が森の探検に訪れました。先ずは庭にて関さんのお話。
「何か一つでよいから心に感じたことを覚えて帰ってくださいね。そしてこの次来た時それがどうなっているか確かめてみてください」
今日の人気はさくらんぼ。押し合いへし合いで木登り名人続出です。
次は農園のグミのお味見体験。甘い!酸っぱい!渋い!
そして涼やかな森の中でのびのび遊びました。皆の心には何が刻まれたかな?
今日は、梅の収穫の最終日となりました。一方では、すでに、道路用地上の梅の伐採が“むつみ梅林”の北側からはじまっています。
フェンスやネットで囲まれた道路用地では、この後、埋蔵文化財の本調査がはじまります。
下の写真は、ネットに付着していたキタテハの蛹です。
一方、関さんの森農園では、プラムが食べごろとなりました。とてもおいしいです。