関東地方は、本日梅雨入りしましたが、梅雨入り初日は晴天で、早くも「梅雨の晴れ間」です。
認定こども園すなはらのこどもたち、今年度3回目の訪問は、むつみ梅林のウメの実を見ながら、関家の門をくぐりました。
関さんからは、お庭の果物の話です。ウメの実は熟し、ビワも大きくなってきました。一方、カキの実は小さく、ザクロは花の状態です。
お庭に、マダケのタケノコがありました。4mくらいに伸びたものを伐って、みんなで運びます。
タケノコの中は、どうなっているんだろう。切ってみます。
二つに裂いたところ。
こどもたちは、夢中になってタケノコの皮をむきます。「むいてもむいても皮が出てくる!!」
その後、竹に登ってみました。
竹を切って裂いた「お皿」には、庭を探検して見つけたマツボックリやヘビイチゴの実、葉っぱなどを入れていました。
この日、関さんのお庭では、アジサイが花盛り。カナヘビがひなたぼっこをしていました。
お弁当を食べたあとは、手話をしながら歌をうたいました。
次回は7月6日。待っています!!
(山田)
昨日に続いて、クヌギの原木にドリルで穴をあけ、キノコの種駒をハンマーで打ち込みました。
二日間にわたる作業で、伐採して運び入れたクヌギの原木から、シイタケ榾木32本・クリタケ榾木36本ができました。
また、森産業から取り寄せた種駒、シイタケ(にく丸/森290号)とクリタケ(森77号)各1000個は、すべて打ち込みました。
今後は榾木を伏せ場に置いて、保温・保湿に気をつけながら管理し、キノコの菌が榾木の中で広がるのを待ちます。キノコは、来年秋からポツポツト発生がはじまります。楽しみですね。
ところで、この日、関さんのお庭では、セイヨウミザクラが満開となりました。
果実は、サクランボの高級品種として有名な「佐藤錦」ですが、残念ながら実がつきません。佐藤錦は自家不和合性なので、「ナポレオン」や「高砂」など別品種を植えてみましたが、実がつきません。佐藤錦などサクランボは山形など寒い地方で栽培されます。松戸での結実は難しいようです。
(山田)
今日は関さんのお庭の公開日です。柏市ウオーキング連絡協議会の皆さん(24名)が、見学にみえました。
「百年桜」(ソメイヨシノ)は、まだ一分咲きにもなっていませんが、オオシマザクラは三分咲きで、ヒヨドリが花を食べていました。
マメザクラは、早くも七分咲き。メジロの群れがやってきて、蜜を吸っていました。
柏市ウオーキング連絡協議会の皆さんは、お庭でサクラ、ハナモモ、カントウタンポポなどの花を見たり、雑蔵の展示室で昔の生活道具を見た後、屋敷林を散策。下の広場のイヌシデの木の下で記念写真を撮り、次の目的地へ向かいました。
さて、今日は定例作業の日でもあります。幸谷交差点の花壇の整備、雑蔵の展示室の整備などをおこないました。
また、農園で伐採したクヌギの幹や枝を、関さんのお庭に運び入れました。
じつは3月15日に、きのこ研究歴・品種登録数・種菌売り上げNo.1の森産業株式会社(桐生市)の方を招き、きのこ栽培の学習会をおこないました。
運び入れたクヌギを榾木(ほだぎ)にして、シイタケとクリタケの原木栽培にチャレンジします。
(山田)
関さん宅・正門脇の「百年桜」が開花しました。関さんのお母様が生まれたお祝いに植えたソメイヨシノで(1905年)、今年は118歳ということになります。
午後1時の時点では、わずか1輪でしたが、午後3時には6輪。気象庁の開花宣言の基準に沿い、開花を宣言します。
また、古い門(薬医門)の近くでは、オオシマザクラが1分咲き程度です。オオシマザクラは、花弁が白くて大きめです。
ところで、サクラの花は5枚の花弁がバラバラになって散りますが、下の写真(2021年3月20日)のように、5枚の花弁やオシベなどがくっついたまま落ちていることがあります。
これは、ヒヨドリなどが盗蜜して落したものです。サクラとしては、花粉を運んでもらうご褒美に蜜を用意しているのですが、花そのものが落とされては意味がありません。また、花そのものを食べてしまうこともあります。ヒヨドリが来ていたら、どんなふうに蜜を得ているか、観察してみてください。
下の写真は、ヒヨドリが花を食べているところです。
関さんのお庭には、ソメイヨシノやオオシマザクラを含めて10種類のサクラが植えられています。
カワズザクラはほぼ咲き終わりましたが、ミザクラが満開。ベニシダレザクラは2分咲き、マメザクラは1分咲きです。下の写真は、三春の「滝桜」の血を引くベニシダレザクラです。ちょっと元気が無く、しかも赤みが薄くなっていますが、今年も咲いてくれました。
この後も、関さんのお庭では、遅咲きのオモイガワやオオチョウチンなどが咲きはじめます。
なお、関さんのお庭は限定公開です。3月19日(日)の10~14時、4月2日(日)の10~13時、4月16日(日)の10~14時に、育む会のメンバーがご案内します。雨天時は公開を中止させていただきます。
(山田)
認定こども園すなはらのこどもたち18名が、亀有から電車に乗って関さんの森に来ました。
まずは関さんから、お庭で見られるものを教えてもらいました。
カキ、クリ、ザクロ、カヤの実など、「みのりの秋」ですね。
その後、関さんのお庭を探検。下の写真は、関さんに「ヤマノイモの“むかご”」を教えてもらっているところです。
お弁当を食べたあとは、「ドングリのあな どうしてあいたの?」の絵本を読んでもらいました。
お話を静かに聞くこどもたち。こどもたちと会うのは3か月ぶりですが、ひとまわり大きく成長したように感じました。
お別れの会では、“海の歌”を歌ってくれました。
この日、関さんのお庭では、カワヅザクラが狂い咲き。写真はありませんが、オオシマザクラやオモイガワも咲いていました。
下の写真は、メナモミとタイワンホトトギス。
キツリフネが花盛り。このキツリフネは草丈2mにもなる大型のもので、たぶん在来のキツリフネではなく、別種と思われます。
(山田)