関さんの森の夏の定例作業は、9時から開始です。今日は、むつみ梅林やすずくさ花壇の草刈り、クビアカツヤカミキリの調査、周辺道路のゴミ拾いなどを23名がおこないました。
さらに、10時からは、“Let's体験!!”という、中高生のボランティア体験講座です。育む会のメンバーの半数は、草刈りやクビアカ調査を継続し、残りの半数は中高生11名といっしょに、屋敷林の竹林整備をおこないました。猛暑の中の作業でしたが、森の中はいくぶん涼しかったです。
かつて、竹は人々の生活を支えてきた重要な資源でした。関家の古文書には、竹の売買に関する記載も残っていますし、江戸時代に建てられた蔵の外壁は、竹材を加工した「ひしぎ竹」が張られています。また、竹製のかごなどの生活用品が蔵に残っています。
しかし、近年はプラスチックにおされて竹が使われなくなり、竹林は放置されて荒廃し、周囲に拡大して問題になっています。関さんの森では、生物多様性の観点からも、増えすぎた竹を間引いてきました。
竹は循環型社会を構築する上で重要な資源です。今回は竹林整備体験が中心でしたが、竹の利活用にも目を向けた取り組みをおこない、市街地の中に残る関さん森の価値を高めていきたいと思います。
なお、この日の屋敷林では、ニイニイゼミ、ミンミンゼミが大合唱していました。時折、クマゼミの声が聞こえました。抜け殻を含めると。アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシも確認ました。
下の写真は、ニイニイゼミの抜け殻です。
また、森の木陰には、ナツアカネがにとまっていました。
(山田)
今日は溜ノ上の森で恒例の「虫と遊ぼうin溜ノ上の森」をおこないました。参加者は12家族22名(おとな10名/こども12名)、スタッフは13名。あわせて35人が4つのグループに分かれて、70の瞳で虫を探しました。
珍しかったのは、マユミの木にキバラヘリカメムシがたくさんいて、終齢幼虫と成虫がいました。
交尾しているものもいました。
終齢幼虫から成虫への羽化途中のものもいて、眼と脚と触角だけが赤くて、あとは真っ黄色でした。
私は感動しながら見ていましたが、こどもたちはあまり関心が無いようです。
こどもたちに人気があるのは、クワガタムシ。
下の写真は、ノコギリクワガタの「原歯型」。この日は、「長歯型」も見つかっています。
このノコギリクワガタの写真を撮っているこどももいました。
この他に見つけた生きものは、ノシメトンボ。
ミンミンゼミ
昆虫酒場には、カナブンとクロカナブン。コクワガタも写っています。
エゴノキにとまった、エゴヒゲナガゾウムシのオス。
ニホントカゲも捕まえました。下の写真は幼体ですが、腹がパンパンにふくらんだメスの成体も捕まえました。」
ミドリセイボウの死体が落ちていました。
捕まえた虫は、グループごとに名前を調べます。
調べたあとは、グループごとに発表。
最後に、捕まえた生きものを森に帰して、終わりました。
下の写真は、ノコギリクワガタの「原歯型」(左)と「長歯型」(右)を森に帰すところです。
この日、みんなで見つけた生きもの、おもなものを列記します。
【チョウ】アオスジアゲハ、アカボシゴマダラ
【トンボ】ノシメトンボ
【甲虫】ノコギリクワガタ、コクワガタ、コカブト、カナブン、クロカナブン、ドウガネブイブイ、シロテンハナムグリ、ゴマダラカミキリ、キボシカミキリ、タケトラカミキリ、ノコギリカミキリ、キマワリ、オオユミアシゴミムシダマシ、ゴミムシダマシ、ヤマトタマムシ、ナミガタチビタマムシ、オオナガコメツキ、エゴヒゲナガゾウムシ
【セミ/カメムシ】ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、キバラヘリカメムシ、キマダラカメムシ、チュウゴクアミガサハゴロモ
【その他の昆虫】ホシウスバカゲロウ、ショウリョウバッタ、オオカマキリ、コカマキリ
【昆虫以外の生きもの】オカダンゴムシ、ワラジムシ、ジョロウグモ、サツマノミダマシ、ムカデのなかま、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、オオミスジコウガイビル
溜ノ上の森は住宅地に囲まれた、わずか0.45haの小さな森ですが、多様な生きものたちがくらしています。
(山田)
関さんの森のボランティアがお世話している花壇が幸谷交差点の脇にあります。
そこにいつの日か、ジャコウアゲハがタマゴを産み付けに来てくれたらいいな!の思いから食草のウマノスズクサを植えてあります。
今、ウマノスズクサは、不思議な形をした花が咲いています。
今年、何年かぶりに彼女たちはやってきて、タマゴを産み付けてくれました。
育ちつつある幼虫もお食事中!
元気に育ってくれたら嬉しい!
(s.ise)
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なお、今、ケンポナシが花盛りです。さっそく、セイヨウミツバチが花にとまって蜜を集めています。そのとき、花粉を運んで受粉してくれています。今年も豊作の予感がします。
屋敷林では、ひっそりとタシロランが咲いています。
タシロランは葉緑素を持たない菌従属栄養植物。千葉県のレッドリストでは、Cランク(要保護生物)です。
その近くには、かわいいキノコ(オチバタケのなかま)もありました。
(山田)
今日は第一日曜日なので、定例の作業日。この日参加したメンバー22人のうち、18人は屋敷林を巡回。ゴミを拾いながら散策路や樹木の様子などをチェックしました。
屋敷林の下の広場北側の草地では、Spring ephemeral(春の妖精)であるジロボウエンゴサクが満開です。
ウラシマソウやホウチャクソウも咲きはじめていました。
草地では、小学生の会員がクビキリギスを見つけました。
触角が長いメタリックな蛾は、ミドリヒゲナガのメスでした。
関家の庭では、染井吉野が満開(写真は無し)。思川は2分咲き。
大提灯は1分咲き。
アオキは雌雄異株ですが、雄花雌花ともに咲いていました。
「昔のくらし館」の前では、チューリップが満開です。
(山田)
草加から、保育園のこどもたち(年長組17名)が関さんの森に来ました。
むつみ梅林のウメは、ほとんど咲き終えていましたが、1本だけあるアンズの花が満開です。
樹齢200年のケンポナシの木では、「いつまでも長生きしてね!」とタッチ。こどもたちのパワーをケンポナシに分けてあげてくれました。
足もとにはツクシ。たくさん摘みました。
屋敷林では、ケヤキの木。これも200年くらいの古木です。連理の木(枝分かれした枝が上でくっついています)は、縁結びや夫婦和合のご利益があるといいます。
こどもたちは卒園して離ればなれになりますが、「いつまでも仲良くしようね!」とタッチ。
下の広場では、アスレチックで遊んで記念写真。
関さんのお庭では、関さんから今日の見どころを教えてもらいます。
フキノトウやヨモギなど、春の香りを教えてもらいました。
この日のお庭では、紅枝垂桜(一重咲き)が満開。
豆桜が咲きはじめていました。
地味で小さな花ですが、アオキの花(雄花)も咲きはじめていました。
お庭の探検では、マツボックリやクリを拾ったり、気の木登りをしたり……。
絵本を読んでもらいました。
14時、関さんの森でたっぷり4時間遊んだこどもたちは、保育園バスに乗って草加に帰っていきました。きっと帰りのバスの中ではグッスリ眠っていることでしょう。
(山田)
毎月第2土曜日は、関さんの森・古文書の会の定例活動日。この日は8名の会員が集まり、3/29のイベントの準備をしました。
下の写真は、額に入れて展示する古文書を選んでいるところです。
なお、イベント当日は、200円(中学生以下は無料)いただきますが、古文書の会がつくった冊子『関家の古文書をよむ』(A5版192頁)を差し上げます。ただし、200部限定で、1冊/1家族とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
この『関家の古文書をよむ』は、書店では販売していませんが、すでに松戸市立図書館に4冊配架されています。また、松戸市内すべての中学校や高校の図書館にも配架されています。
この日、関さんのお庭では、紅枝垂桜が咲きはじめました。これは、福島県は三春の「滝桜」の子です。
また、実桜(サクランボの桜)が満開。
河津桜は、少し散りはじめていました。
昆虫では、トラフコメツキという、春一番に出てくるコメツキムシを確認しました。
(山田)
今日は、認定こども園すなはらのこどもたちが、電車に乗ってやってきました。
最初に、関さんから、今日の見どころをおしえてもらいます。秋の恵みの、カキやミカン。チャの木は今が花盛り。まだ小さいスギの花(つぼみ)
さっそく、カキをとってもらいます。樹齢200年の柿の木です。品種は「富有柿」です。ちなみに、台木は「禅寺丸」です。
シイタケもたくさん出ていたので、みんなで数えながら収穫。26本とりました。
その後は屋敷林に行って、アスレチックで遊ぶ。手を差し伸べなくても大丈夫な子もいました。
屋敷林では、ドングリがたくさん落ちていたので、ドングリ拾い。
ヌスビトハギ(盗人萩)という植物の実を服にくっつけて、「盗人の足跡」をつくってみました。これが、この植物の語源といわれています。
お弁当を食べたあとは、絵本の読み聞かせ。今日は「どんぐりかいぎ」でした。
というわけで、秋の里山での2時間半でした。
最後の写真は、コカマキリです。
(山田)
今日は第三日曜日だから、定例作業。栗の収穫、落枝や越境枝の処理、草刈り、ゴミ拾い、蔵の修繕や収納物品の調査、見学者の案内など、25名が参加しました。
この日の作業では、「まつど地域活躍塾」の塾生3名も参加して作業体験。作業の最後に、屋敷林をゴミを拾いながら見学し、イヌシデの木で記念写真を撮りました。
生きものでは、見学者を案内しながらアケビ棚を探すと、目玉模様がチャームポイントのアケビコノハの幼虫がいました。
また、桜が狂い咲きしていました。
じつはこの夏、モンクロシャチホコ(蛾)の幼虫が大発生して、桜の葉は食べつくされて丸坊主になりました。桜は冬が来たと勘違いして花芽がつくられ、その後、葉が新たに開き開花しました。
下の写真は「思川」ですが、「染井吉野」も咲いていました。
(山田)