今日は幸谷小学校1年生の子どもたちが、屋敷林で自然体験をしました。天気が心配されましたが、何とか降られずにすみました。
子どもたちは花や虫を観察。ヤブミョウガで蜜を吸っていたのは、ヒラタアブです。
「ミツバチがいた!!」と思ってよく見ると、アズチグモに捕まっていました。遠くから見ると、このアズチグモはヤブミョウガの花にそっくりです。
今日の関さんの森は、キノコがいっぱい。これはテングタケのなかま。毒です。
そして、ザリガニ釣り。
アメリカザリガニは、外来生物法に基づく『特定外来生物』に指定される見込みです。詳細は現在検討中とのことですが、小学校の理科の教材としても定番のアメリカザリガニ、ザリガニ釣り(捕獲)や飼育はどうなるのでしょう。
(山田)
幸谷小2年生74名が関さんの森にやってきました。5月8に続き、今年2回目の訪問です。
関さんからは、今日の見どころを教わった後は、さっそくお庭で生き物探しです。
さっそくダンゴムシを見つけた子がいました。写真には写っていませんが、このダンゴムシは、つかまえたときは、卵を抱いていたそうです。
前回は控えめだったこどもたちも、今回は私たちとも打ち解け、私たちといっしょに生き物たちをさがしました。写真は、カキの実の赤ちゃんを観察しているところ。
お庭の次は屋敷林です。
多くのこどもたちが、ザリガニ釣りに挑戦。ザリガニよりもこどもたちの方が多いのでないかと思うくらいです。
ザニガニ釣りは初めて!! というこどもたちが多かったです。おっかなびっくり、つり上げたザリガニを捕まえていました。
次回は秋です。関さんの森がどのように変わっているか。楽しみにしてくださいね。
(山田)
今日は、そうか草花保育園のこどもたち17名が幼稚園バス2台に分乗して、関さんの森にやってきました。
関さんの森についたら、さっそくおやつ。採りたてのビワの実は、みずみずしくておいしい。
関さんのお庭に荷物を置いたら、屋敷林に行く。
今日のメインは、ザリガニ釣り。
なかなか釣れない子は、釣ったザリガニで練習。
ザリガニは、つり上げるタイミングが難しいですね。
お弁当を食べたら、お話会です。今日は「ザリガニ」の絵本でした。
その後は、関さんのお庭を探検。木登りをしたり、棒引きをしたり・・・・・・。
今日は、たっぷり4時間、関さんの森で過ごしました。今度くるのは秋。カヤの実パンが楽しみですね。
(山田)
6月の定例作業は、梅の収穫がメイン。今日は親子連れ5家族がこどもたちと一緒に梅の収穫をしました。おもに、梅干し用に「南高梅」の収穫です。今年は豊作です。
関さんの森農園では、スモモも熟しはじめました。今週は、保育園のこどもたちがやってくるので、いいおやつになります。
一方、作業班の人たちは、湧水池の清掃。2日後には保育園のこどもたちがザリガニ釣りをおこなう予定です。
作業班の人たちは、湧水池の清掃後、花壇の整備をおこないました。
ところで、湧水池の脇にエゴノキがあります。このエゴノキに、エゴツルクビオトシブミという小さな甲虫がいました。
この甲虫は、葉をまるめて、中に産卵します。これを「揺籃」といいます。オトシブミ類の中には、つくった後に切り離し、地面に落とすものもいます。「落し文」の名前の由来です。ですが、エゴツルクビオトシブミの場合は、切り放さずにそのままぶらさがっています。
中で孵化した幼虫は、まわりの葉を食べて大きくなり、やがてこの「揺籃」から出てきます。
(山田)
毎月第3日曜日は、関さんの森の定例会。
本日の森を育む作業、まずは湧水池のそうじ。胴長を着込み、池に投げ込まれたゴミなどを池から出します。作業班の人たちに交じり、フィールドコラボで参加の千葉大生も池に入りました。
池の周囲にはマダケが生えていますが、今がマダケのタケノコのシーズン。細いタケノコが高く伸びていました。
湧水池のそうじと平行して、周辺の草刈。さらに梅林周囲も草を刈り、きれいにしました。
平行して、幸谷ビオトープ公園を巡回しました。
池のほとりでは、ハンゲショウが満開でした。
ところで、ここのビオトープにはビワの木がありますが、このビワがとても美味しいのです。
野鳥に食べられる前に、手が届く範囲のビワを収穫しました。
実を間引いていないから小ぶりですが、とにかく甘くて美味しい。
午後は、新設道路脇の植え込みに、花の苗を植えました。作業途中から雨が降ってきました。
さて、老木ケンポナシですが、本日、開花を確認しました。
花は、高い枝のみついおり、逆光で花弁などはわかりにくいですが、ハチが飛来していることから、花が咲き、蜜を出していることがわかります。
ケンポナシは2012年1月15日に移植。3年がたちましたが、まだまだ元気がありません。なんとかうまく受粉して、かつてのように沢山の実をつけてほしいものです。
さて、この日観察した生き物をいくつか紹介しましょう。
まずは、アカボシゴマダラの幼虫。エノキの葉の中央で休息中です。
この幼虫の顔がとてもかわいいのです。1対の角がチャームポイントです。
キマダラセセリ(蝶)です。ヒメジョオンで吸蜜していました。