屋敷林(旧こどもの森)

2021年4月 7日 (水)

ケンポナシの新葉

むつみ梅林のケンポナシの老木。9年前の道路工事に伴う移植にも耐え、今年も新葉が開きはじめました。

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新緑の屋敷林では、竜のようなイヌシデの木は、今年も元気です。

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草むらで咲いている花をいくつか紹介しましょう。
まずは、ジロボウエンゴサクです。

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ムラサキケマン

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ウラシマソウ

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幸谷交差点の花壇では、可憐なヒメウズが咲いていました。

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(山田)

2021年3月20日 (土)

ジロボウエンゴサク

屋敷林(旧こどもの森)の低地部分の草むらにジロポウエンゴサクが咲いています。かわいい花です。

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関さんのお庭では、百年桜(ソメイヨシノ)が咲きはじめています。

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熊野権現の塚では、マルバスミレも咲きはじめました。

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野鳥では、ヤマガラがヒバの木のてっぺんにいました。

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ところで、オオシマザクラは開花が進んでいますが、道路には花がそのまま落ちています。

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これは、ヒヨドリやシジュウカラなどが盗蜜して落したもの。サクラとしては、花粉を運んでもらうご褒美に蜜を用意しているのに・・・。

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そうそう、お庭のハナモモ(照手白)の蕾に、小さなシャクトリムシがいました。
そろそろ虫たちも登場。野鳥たちにとっては、子育てのシーズンがはじまります。

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(山田)

2021年3月 7日 (日)

屋敷林南口に看板を設置

今日は関さんの森の定例作業日です。
まずは、屋敷林南口に設置した看板のお披露目です。散策する人たちが、「関さんの森」や都市に残る自然への理解を深め、マナーを守って安全に散策していただければ・・・と思います。

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さて、この日は20名で作業。屋敷林の階段整備や、道路周辺のゴミ拾いなどをおこないしまた。

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関さんのお庭では、ハナモモが開花しました。

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花といえば、スギの雄花も開花です。

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メジロはもっぱら、ミザクラ(さくらんぼの桜)で蜜を吸っています。

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(山田)

2021年2月21日 (日)

「上の橋」開通式

屋敷林(旧こどもの森)の「上の橋」は、昨日まで通行止めとなっていましたが、このたび立て替え工事がおわり、通行できることになりました。
立て替え工事は松戸市が発注し、株式会社ウキガヤが2月18~20日に工事。関係の皆さま、ありがとうございました。

今日は、この「上の橋」の開通式ということで、テープカット、渡り初めをおこない、記念写真を撮りました。

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なお、「上の橋」から「北口」に至る散策路ですが、樹木が倒壊する危険がありましたので、通行止めとしていましたが、この樹木の処理も本日おこない、通行止めを解除しました。

しかしながら、屋敷林を散策する場合は、頭上や足もとに注意しながら、気をつけてください。特に、風の強い日、雨や雪の日は、屋敷林に立ち入らないようにお願い申し上げます。また、散策路以外には立ち入らないよう、お願い申し上げます。

さて、今日はとても暖かい日でした。関さんのお庭では、ネコヤナギが咲きはじめました。

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むつみ梅林では、遅咲きの「豊後」の開花がすすみました。

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(山田)

2021年2月18日 (木)

梅の剪定・河津桜とメジロ

むつみ梅林のウメが見頃です。今日は、遅咲きの「豊後」が咲きはじめました。ウメとアンズの雑種ともいわれ、花の色は淡紅色です。

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今日は、臨時の剪定作業。千葉大学名誉教授の高橋英吉先生(果樹園芸学)の指導を受けながらの作業です。

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一方、関さんのお庭では、河津桜が早くも見頃です。
メジロが夢中で蜜を吸っていました。

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屋敷林では、今日から「上の橋」の建替え工事がはじまりました。

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(山田)

2021年1月26日 (火)

木材246本を運ぶ

関さんの森の「屋敷林」(旧こどもの森)には、橋が3本かかっています。そのうち、最も奥の橋を「上の橋」と呼んでいますが、木が倒れたり老朽化したりで、かけかえることにしました。
工事は2月からはじまりますが、今日は工事に使う木材246本(群馬から取り寄せたもの)がトラックで届いたので、20人で運びました。

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皆さん、お疲れさまでした。

(山田)

2020年9月28日 (月)

シラカシ倒木のカシナガ再調査(2)

今日は倒壊したシラカシの木を再調査しました。前回は、曇天で暗かったため、晴れた明るい日を選び、今日になりました。
また、今日は、直径1.2mmの銅線、0.85mm(赤)・1.2mm(青)・1.5mm(黄)のビニール被覆付ワイヤーロープを用意し、これらが穿入孔に入るか否かで判定することにしました。

さて、フラスをかきわけて孔を探し、明るい光の中でよく見ると、大きめの孔と小さめの孔があることに気がつきました。どうやら、1.2mmのワイヤーが入るか否かで、ヨシナガかカシナガかが判定できそうです。

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下の写真は大きめの孔。1.2mm(青)のワイヤーは入ります。1.5mm(黄)が入る孔は稀でしたが、カシナガでしょうか。

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下の写真は小さめの孔。1.2mm(青)のワイヤーは入りません。0.85mm(赤)が入らない孔もありましたが、こちらはヨシブエでしょうか。

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ところで、大きめの孔に1.2mmの銅線を挿しておいたら、穿入孔から入ろうとしていたキクイムシを発見しました。1.2mmの銅線より少し太そうだから、カシナガでしょうか。

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一方、小さめの孔にも、キクイムシが入ろうとしているのを発見。赤の0.85mmと同じくらいか、少し太いか。こちらはヨシブエでしょうか。

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というわけで、この倒木にはヨシブエとカシナガの2種類が穿入していると思われますが、私たちは専門家ではないので、断定は禁物です。あとは、専門家の判定にまかせたいと思います。

仮に、カシナガがいるということになると大変。このまま放置すると来年6月頃にはとんでもない数の成虫が飛び出し、生木にマスアタックするので、何らかの処置をしなければいけません。

(山田)

2020年9月19日 (土)

シラカシ倒木のカシナガ再調査(1)

屋敷林のシラカシ倒木ついては、ヨシブエ(ヨシブエナガキクイムシ)の他に、カシナガ(カシノナガキクイムシ)が穿入している可能性があるとのことで、今日は5人が集まり、再調査に挑みました。

カシナガとヨシブエの穿入孔の違いは、爪楊枝を差してみて、先端から5mm入るか、2mm入るかの違いです(孔の直径の違い)。

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これが簡単そうで、なかなか難しいのでした。下の写真は、幹が裂けたところの穿入孔ですが、爪楊枝の先端はちょっとしか入らないから、ヨシブエと思われます。

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ところが、幹の部分では、シラカシの木肌はゴツゴツしているので、先端が入る深さの測定には誤差が生じます。3~4mm入っているようですが、5mmは入っていないように思えます。これをカシナガと断定していいのかどうか・・・。専門家なら簡単に見分けられるのでしょうが、素人では自信がありません。

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加えて、この日は14時から調査をはじめましたが、曇天で暗く、フラスをかきわけて穿入孔を探すのがタイヘンです。16時を過ぎると暗くなってきたので中断。後日、調査方法を検討した上、晴れた明るい日に再々調査したいと思います。

(山田)

2020年9月16日 (水)

カシナガ被害木の調査

今日は、森林総研の加賀谷氏を招き、屋敷林のカシナガ被害木の調査をおこないました。
育む会が屋敷林の胸高直径20cm以上のブナ科樹木79本を調査した結果、カシナガが穿入したと思われるものは6本(シラカシ5本・スダジイ1本)でしたが、この日は特にフラス(木屑)が多く認められたシラカシの立木2本と、別途すでに倒壊しているシラカシ1本について、現地調査をおこないました。

下の写真は、8日にカシナガと思われる甲虫が大量にトラップにかかったシラカシの立木。
9日に採集した液浸標本を渡して同定を依頼しましたが、後日、実体顕微鏡で調べた結果、カシナガ(カシノナガキクイムシ)との連絡をいただきました。

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下の写真も、大量のフラスが認められた別のシラカシの木です。

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これら、2本のシラカシ被害木については、カシナガによるものとのことでした。
ただし、シラカシはコナラに比べてカシナガに対する抵抗性が強いので、この程度の穿入ならば、ただちに枯れるようなことはないだろうとのことでした。

一方、下の写真は、シラカシの倒壊木を調査しているところです。

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これについては、加賀谷氏が調べた穿入孔はヨシブエ(ヨシブエナガキクイムシ)だったとの連絡を後日いただきましたが、同じ木にカシナガが穿入することもあるので、再調査してほしいとのことでした。

ヨシブエは生木にはマスアタックしないので安心、カシナガは生木にマスアタックするので、焼却等の処分が必要とのこと。後日、育む会で再調査することにします。

(山田)

2020年9月11日 (金)

カシナガ被害木の予備調査

今日は7名が参加して、カシナガ被害木の予備調査をおこないました。16日に専門家が来るので、それまでに被害の実態だけでも調べておきたいからです。

ところで、屋敷林には、8月上旬に倒壊したシラカシの木があります(倒れた原因はカシナガではない)。その場で育った木は、その場で土に返るのを見守りたいところですが、カシナガの問題があるので、現在、処理を検討しています。

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その、倒壊したシラカシの木には、写真のようにフラス(木くず)がたくさん見えます。カシナガらしきキクイムシがマスアタック(集中穿入)したことを示しています。

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フラスの位置は、立っていれば高さ10mとか20mのところですから、マスアタックは倒壊後かも知れません。カシナガの穿入は、通常は根元付近だけで、1020mという高い位置にはあまり穿入しないからです。
この倒木には数百のフラス(穿入孔)があります。そのまま放置すると来年には1万頭を越えるカシナガ成虫が飛び出し、感染が広がる可能性もあります。成虫が飛ばなくなる11月下旬~5月の間に、何らかの対策をおこなうことことになると思います。

カシナガがマスアタック(集中穿入)する理由は・・・。
カシナガの穿入を受けた木だって、樹液を出して戦います。穿入したカシナガが少なければ、カシナガは負けて木が勝ち、勝った木は、その後はカシナガの穿入は受けにくいとされています。“免疫”みたいです。
そこでカシナガは、フェロモンで仲間を呼びます。集中攻撃すれば、木に勝ち目はありません。カシナガは多くの子孫を残すことができるます。
屋敷林のシラカシの倒木は、倒れたことによって木の戦う力も無くなり、マスアタックを受けたのかも知れません。
しかし、カシナガの攻撃を一身に受けることにより、他の木を守った!! と考えることもできます。

ちなみに下の写真。カシナガらしきキクイムシが掘って出したフラス(木屑)の拡大写真です。

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カシナガの成虫は、木を掘って坑道に卵を産みますが、幼虫のエサは木屑ではなく、成虫が坑道内に植えた酵母です。多くの昆虫は、母親が卵を産んだら産みっぱなしですが、カシナガは人類よりはるか前に“栽培”みたいなことをやっていたわけです。
また、卵は少しずつ産むようで、先に生まれた幼虫は、遅れて生まれた弟や妹の世話をすることがわかっています。
一部のハチやアリのような分業化した“社会”とまでは言えませんが、家族のような生活、そして仲間との協働によるマスアタック。こういった、カシナガの生態を知ると、愛情みたいなものも感じてきます。

長文、読んでくださり、ありがとうございました。

(山田)

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