子どもも大人も住みやすい、より良い未来を目指して、多くの市民活動団体が参加する、「こどもは、みらい。みらいフェスタ2018」が、松戸駅周辺5つの会場で開かれました。
関さんの森を育む会では、例年通り子どもたちが興味を持ちそうな遊び道具を持参して、昔の田舎の遊びを体験してもらいました。
育む会の場所は、松戸駅西口デッキ、メインステージの脇でした。
初めは眺めているだけでしたが、タケ棒に興味を持ってまず1本から挑戦。練習により3本も使えるようになりました。
小さな子供には輪投げが人気。そのほかタケポックリ、お手玉などスタッフの指導で昔の遊びを楽しんでいました。体験したあとはスタンプ1個をプレゼントしました。
(木下)
『みらいフェスタ2016』が開催されました。
これは、松戸駅西口デッキや伊勢丹前広場などを会場に、さまざまな松戸の市民団体が、展示・体験・パフォーマンスなど企画満載のイベントです。
関さんの森を育む会は、「竹のおもちゃで遊ぼう!」をテーマに、竹ぼっくり、竹返し、輪投げなどの遊びを体験できるコーナーを設置。たくさんの子どもたちが竹で遊んでいきました。
下の写真は“竹ぼっくり”。3歳の女の子も、上手に歩くことができました。
一方、関さんのお庭では、桜の開花が続いています。
ベニシダレザクラ(紅枝垂れ桜)は、すでに満開。これは、福島県三春町の“滝桜”のこどもです。
オオシマザクラは、8分咲きです。
そして、百年桜(ソメイヨシノ)も咲き始めました。
たぶん一週間後あたりが見頃だと思います。
関さんの森では、4月3日(日)に『関さんの森・花まつり』を開催します。どうぞ、おいでください。
年々森が減っている松戸市において、民有地を中心とする16ヶ所の森で市民ボランティアが維持管理作業がおこなっています。これらの森を一斉に公開するイベント「オープンフォレスト」が5月16日(土)より24日(日)までおこなわれています。
関さんの森では、屋敷林部分(旧こどもの森)はいつでも入れますが、関家屋敷内は17日(日)と24日(日)に公開。この日は59名の方が見学。15名のスタッフが案内しました。
関家の屋敷内では、サクランボが熟していました。
こども連れの方も見学。こどもたちは生き物が好き。写真はコメツキムシを観察しているところです。
こんなかわいいクモ(アオオニグモ)もいました。
一方、溜ノ上の森もオープンフォレストに参加しています。溜ノ上の森もいつでも入れますが、17日(日)と22日(金)に案内人がつきます。この日は20名の方が見学。7のスタッフが案内しました。
15日は定例活動日。つる植物の植樹・仮植え、ソーメン流し、訪問者ガイドを実施。
定例会には会員17人、千葉大生3人、国府台高校生・先生5人、計25人が参加。
7月12日に新設市道歩道上につる植物を4種類植えましたが、同じものをグランドの東側隣接部にも10本程度植樹。また残りの苗木をグランド隅に仮植えしました。これらはいずれ歩道上に植樹の予定です。
定例作業の後ソーメン流しの準備をスタート。毎度のことながら大変なのは麺をゆでること。かまのそばに10分もいればもう汗だくです。今日は国府台高校生、千葉大生、立教大大学院生たちが担当してくれて大助かりでした。
麺の準備中に、参加者はおのおの竹箸とカップを自分で作ります。小さい子供たちだけでなく、高校生たちもこの作業に熱中。
麺の準備がおわりいよいよソーメン流しがスタート。竹の樋に水とソーメンが勢いよく流れ始めましたが、ちょうどおなかがすく時間となり、麺はたちまちみんなの口の中へ・・・・。樋から麺がどんどんなくなり、ソーメン流しやさんは大忙しでした。
関さんの庭の木陰でたべるソーメンの味はまた格別。今日は気温がかなり上がりましたが、風が適度にあったため、ソーメンをたべながら木陰で歓談していると次第に汗が引いてきました。周りのみどりが私達に与えてくれる恵みを肌で感じられるひと時となりました。
高校生・大学生・大学院生の皆さん、スタッフの皆さん、暑い中ありがとうございました。
千葉県松戸市には千葉大学園芸学部があり、秋には大学祭(戸定祭)がおこなわれます。
当日は、学内のフランス式庭園において、学生と市内の里山保全グループとの協働展示がおこなわれ、関さんの森からは、6枚のパネルを展示しました。
また、市内の里山保全グループのメンバーによって、竹細工などのクラフトがおこなわれました。
日本第四紀学会の大会(於:東京学芸大学)の公開シンポジウムが、この日おこなわれました。
テーマは、「自然史の教育と研究をすすめるために-さまざまな分野からの取り組み」ということで、シンポジウムと平行して開催されたポスターサロン(情報交換会)に、参加しました。
関家の蔵に保管されている古文書の整理がはじまりました。
この古文書が蔵のどこにあるのか、どんな順番で保存されているのか・・・を調べながら、中性紙の封筒に1点ずつ入れていきます。
下の写真は、封筒に入れる前の古文書。
この古文書が入っていた木の箱の、蓋の裏書きをみると、「安政三年」や名前などが書かれています。
この日、封筒に入れたのは約50点。月に1~2回程度の作業となりますが、これだけで1年くらいかかりそうです。
一方、この日は、矢切のまつど市民活動サポートセンターで『NPO・市民活動見本市』がありました。関さんの森を育む会として、パネル21枚を展示しました。雨が降っていたこともあり、例年より参加者は少なかったようですが、たくさんの方に関さんの森の様子を紹介することができました。
毎月第一日曜日と第三日曜日の10時~15時には、関さんの森のガイドツアーをおこなっています(雨天中止)。屋敷林(旧こどもの森)部分は自由に入れますが、関家の庭の部分は限定公開とし、見学の案内をしています。
昨年9月から今年の4月末までは、雨の日以外の土日祝日69回おこない、多いときは100人近くの人が訪れました。道路問題が一段落した後は、見学者も減ったために、今は月2回にしぼっています。
この日、関さんの森には、約20人の方が見学に訪れました。
自然や生き物を調べに、小学4年生も2組・4人来ました。学校から出された宿題なのでしょう、「関さんの森には葉が色ずく植物はありますか?」「どんなしくみで色ずくんですか?」とか、「関さんの森には、温暖化の影響で増えた生物はいますか?」などの質問攻撃を受けました。
それにしても、今日は本当に気持ちのいい日です。
ルリビタキ、エナガ、メジロなどの鳴き声を聞きながら、焙煎したて・挽きたて・淹れたての“3たてコーヒー”(タンザニアAAエーデルワイス)を飲みました。お供は、手作りのアップルケーキ。
都市の中にこのような空間があることに、あらためて感謝です。