今日は、関さんの森の定例作業日です。育む会のメンバーのほか、小金高校放送局5名、松戸四中2名、地域活躍塾2名、自然や歴史に興味があるという女性1名、計25名が作業に参加。道路周辺の草刈りやつる植物の剪定、ゴミ拾い、さらに屋敷林の危険木の処理などをおこないました。
下の写真は、小金高校の放送局の生徒たち。関さんにインタビューしたり、育む会の活動などを取材し、番組を製作するとのことです。
下の写真は、道路周辺のつる植物の剪定です。
松戸四中生徒、地域活躍塾等の皆さんは、初参加ということで、関さんの森を見学した後、道路周辺のゴミ拾いです。
ところで、関さんのお庭で、ダイミョウセセリの成虫をみつけました。セセリチョウでは珍しく、翅をひろげてとまります。
食草であるヤマノイモの葉を探すと、幼虫の住処がありました。ヤマノイモの葉を折り曲げ、糸でつづっています。
ところが、葉を開いてみると、幼虫は不在。そのかわりに、黄色い小さな繭がありました。コマユバチのなかまのマユでしょう。
別の住処には、大きな幼虫がいました。頭部はネコのようで、とてもかわいいです。
(山田)
今日は関さんの森の「花まつり」の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のリスクを避けるために、一般の皆さまを対象としたイベントでもあり、一ヶ月前に中止を決定しました。
そこで、会員のみの通常の作業ということにしていていましたが、二日前に作業も中止を決定しました。育む会の作業は、屋外の作業で、密閉・密集・密接ではありませんが、20名程度の人が集まります。60~70代の会員もいますので、念のために中止としました。
今後の行事については、新型コロナウイルスの感染状況などから、随時、判断していきたいと思います。関さんの森をご利用の方は、事前にこのHPでご確認ください。
下の写真は、「百年桜」(ソメイヨシノ)です。すでに半分くらいの花が散りました。
下の写真は、「百年桜」の右側に植えられている「思川」です。現在、4分先程度です。
(山田)
今日は関さんの森の定例作業日。21人が作業をおこないました。
今日の作業は、屋敷林の維持管理。昨年秋の台風により、折れた枝がいくつか木に引っ掛かったまま残っています。
たとえば、下の写真は、イヌシデに引っ掛かったスギの折れた枝。今日は、8本を落しました。
育む会では、安全に散策できるよう安全確認を続けていますが、まだまだ心配です。風が強い日は森に入らないようにしてください。また、散策路以外には立ち入らないようにしてください。
このほかには、幸谷交差点の花壇の植え替え、むつみ梅林の剪定枝の処理、都市計画道路周辺のゴミ拾いなどをおこないました。
さて、今年の桜は、早いようです。関さんのお庭では、百年桜(染井吉野)の蕾が、大きくふくらみ、もうすぐ開花します。
大島桜は、全体としては2分咲き程度と、10種類ある桜の開花が続いています。
屋敷林では“Spring ephemeral”(春の妖精)とも呼ばれる植物が咲きはじめています。下の写真はジロボウエンゴサク。例年は4月になってから咲きはじめますが、今年は2週間ほど早く咲きはじめています。
(山田)
今日は第一日曜日。定例作業の日です。
この日は、15人が参加。おもな作業は、むつみ梅林の剪定枝の処理でした。剪定して落した枝を束ね、屋敷林に運びます。
このほかに、幸谷交差点の花壇整備、道路周辺のゴミ拾いなどをおこないました。
それにしても、今日は暖かい。梅林の下では、ツクシが顔を出し、すでに胞子を飛ばしているものもあります。
関さんのお庭では、カワズザクラに続き、ミザクラ(サクランボのサクラ)も咲きはじめました。
ネコヤナギも咲きはじめ、花粉を出しています。
ところで、関さんの屋敷の外ですが、見慣れない植物を見つけました。花の形はオオイヌノフグリにそっくりですが、少し小さい。そして、花弁の色が真っ白。
これは、コゴメイヌノフグリという植物です。コゴメイヌノフグリは、ヨーロッパ原産のオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の植物。1960年に小石川植物園で栽培されたものが逸出したものと考えられています。
なお、この日の会議で、4月5日(日)開催予定の「花まつり」を中止することを決めました。5日は通常の定例作業の日となります。ご了承ください。
(山田)