ボランティア体験

2019年8月 4日 (日)

若い力で竹林の整備

松戸市民活動サポートセンターが企画する、「 Lets 体験」は、中学生~20代向けの夏休みのボランティア体験講座です。関さんの森では、サポートセンターを通じて申し込んだ中学生3名と高校生10名が、竹林整備の体験に参加しました。

まずは森の所有者の関さんから歓迎のあいさつの後、なぜ竹林整備が必要かを、「竹の秘密」使って担当者が説明。

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  ヘルメットを着け、タケ切り用の鋸や枝払い用のカシの棒、作業の支度を整えて森へ。竹林に入る。

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3つのグループに分かれ、それぞれ3人のスタッフから整備の指導を受けて、枯れた竹や、斜めに傾いた竹を選んで伐採します。

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倒した竹は、枝をカシの棒を使って叩き落す。そして3mくらいにカットしました。

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 暑いので、途中、水や塩飴をなめて休憩。作業は1時間半ほど行い、竹林もきれいになりました。
作業で倒して積んだタケを前に。そして森の中で全員の記念撮影。

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関さんの屋敷に戻って休憩した後、今日の作業の感想を書いてもらいました。
「竹のことを学んで良かった」。「タケ切りは面白かった。」「竹林がきれいになった」等の感想が寄せられました。

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最後に全員に「 Lets 体験」の終了証が渡されて、夏の暑い中でのボランティア体験は無事終了しました。

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(木下)

2018年8月 5日 (日)

Let's体験!!2018・竹の伐採体験

“Let's体験!!2018”は、松戸市民活動サポートセンターが主催する中学生~20代の若者を対象とした、夏休みのボランティア体験講座。松戸市内50の各団体が受け入れを表明し、当会には中学生~社会人の12名がボランティア体験をしました。

関さんの森での体験内容は、増えすぎたタケの伐採作業です。関さんのお庭で開会した後、まずはタケについてのお勉強。

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かつて竹材は多目的に利用され、竹林は適切に管理されていました。しかし、近年、竹材の利用が激減し、竹林は手入れされずに荒れていきました。増えすぎたタケを適度に伐採することが、生物多様性の維持にも必要です。

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さて、屋敷林に移動です。竹の伐採に必要なノコギリなども一輪車で運びます。

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屋敷林に着いたら、伐採のしかたを学びます。

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学んだ後は、3つの班に分かれて伐採。竹林の健康を保つために、増えすぎたタケを間引いたり、雪の重みで曲がったタケなどを主に伐採します。

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とくに、雪の重さで曲がったタケをそのまま切ると、切り口から上の部分がはぜる(裂けてはじける)ので危険です。そこで、下の写真のように、切り口の上をあらかじめヒモでしばっておきます。

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伐採したら、タケを3m程度に切り分けます。

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さらに、枝を棒でたたき落します。

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こうした作業を30分続けて、いったん休憩。熱中症対策に、30分たったら水分補給と塩分補給です。塩分の補給は、関さんの森の手作り梅干しです。

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休憩後は、さらに30分ほど伐採作業。
そして、伐ったタケを前景に記念写真。みんないい汗をかいて、すてきな表情です。
皆さんのおかげで、関さんの森の竹林は健康をとりもどしました。

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体験終了後は、関さんのお庭にもどり振り返り。スイカで水分補給、茹でたジャガイモに塩とバターで、塩分とカロリー補給をしました。

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最後に、本日屋敷林で見つけた生き物です。まずは、アブラゼミの脱け殻。

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屋敷林には、アブラゼミのぬけがらがたくさん。集めて丸く並べてみました。ただし、真ん中の脱け殻はニイニイゼミです。

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赤トンボのなかま、ノシメトンボです。翅の先端が黒くなっているのが特徴です。

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「黄色いクモがいる!」との声にかけつけてみると、コガタコガネグモでした。本来は網を張ってその中央にとまっているのですが、知らないうちに網を破って落ちてしまったようでした。

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(山田)

2017年8月 6日 (日)

Let's体験!!『里山整備体験』

「Let's体験!!」が関さんの森でおこなわれました。「Let's体験!!」はまつど市民活動サポートセンターの事業で、中学生~20代向けの夏のボランティア体験講座。今年は、市内各団体が58のプログラムを企画。関さんの森を育む会では『里山整備体験』として竹林(マダケ)の整備を企画しました。

マダケの稈 (材)は肉が厚くて弾力性があることから、釣り竿・弓・定規・笊・駕籠・扇子・茶道具に利用され、マダケの林は適切に維持管理されていました。しかし、近年はプラスチック等の素材が多用されるようになり、マダケの林は放置されることが多くなりました。

関さんの森でも、会が発足した20年前には低地の大部分が放置されたマダケに覆われていましたが、多様な植物相を復元しようと、その面積を1/4程度に縮小してきました。今回は降雪の影響で曲がったマダケを中心に伐採しました。

体験に参加したのは、中学生8名(男子3・女子3)、高校生6名(男子3・女子3)、成人1名の15名。17名の育む会のスタッフとともに、竹林の整備をおこないました。

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体験では、育む会のスタッフがマダケの伐りかたと切った後の処理について説明。

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その後、中学生・高校生は2~3名が1組になって、スタッフとともにマダケ約40本を切り倒しました。

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切り倒したマダケの稈は、3m 程度に切り分けます。

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小枝は棒で叩いて落とします。コツをつかむとスパッと落ちて、ストレス発散になります。
マダケは、稈と小枝に分けて、決められた場所に積み上げます。

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森の中は涼しいとはいえ、真夏の作業は過酷です。30分作業をしたら、水分補給をかねて休憩。塩分補給は関さんの森の梅干しです。

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本当は、もっと涼しい季節におこなう作業ですが、夏休みの屋外のボランティア体験ということで、この時期になってしまいました。
蒸し暑い中、皆さんお疲れさまでした。

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なお、今回の整備体験の全体的な企画は、千葉大生の鹿島さんがおこないました。
鹿島さんは「フィールドコラボレーション」という授業の一環で、今年の5月から育む会の活動に参加しています。
最後に、鹿島さんから参加者全員に「参加証」が渡されました。

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今回の体験を通じて、都市に残る貴重な緑を大切にする気持ち、一歩進んで守るために汗を流してくれる人の環がひろがっていくことを期待しています。

2016年8月22日 (月)

タケ取り物語

7月に開かれたそーめん流しにボランティアとして参加してくれた市川市内にある県立高校の2名の生徒が、9月に開く文化祭に使用するタケを取りに来ました。

切ったタケは、2人で電車で持って帰るとのことでしたので、2人の会員が協力。ところが話を聞いてみると、計画では、高さ1m、長さ9mにわたるタケの壁を作る構想とのこと。そうなると使うタケの量も半端ではありません。そこで密生している竹林の中から10本ほどのタケを切り出し、生徒と共に近くの駐車場に運び、そこで1mに切り、出来上がった50本ほどのタケを半割にして、持ち易い大きさに紐で結束しました。

10人の仲間を呼んでも、電車で持って帰ることは不可能な量です。

幸い大型の車で来ていたKさんの好意で、車の後ろにガッツリと積んで、生徒と共に市川市まで送りました。Kさんお疲れ様でした。

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2015年2月 2日 (月)

フィールドコラボレーション成果発表会

千葉大学園芸学部の緑地環境学科には、『フィールドコラボレーション』という授業があります。
「外部組織・団体と連携し、地域の住民のイベントなどに積極的に参加する活動を通して、学生の創造力・自立力・コミュニケーション力を磨く」というもので、2009年からはじまり、今年度は6年目。関さんの森を育む会にも、毎年2~3名の学生が活動に参加しています。育む会も学生たちから、想像力や元気をもらっています。

今日は、フィールドコラボレーションの『成果発表会』。それぞれの団体の活動に参加した学生たちが学んだことや感じたことを発表する会でした。
トップバッターは、育む会の活動に参加した2名の男子学生(高井君と降簱君)でした。

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パワーポイントを使った発表では、学生たちが11月に企画した「関さんの森の探検とカヤの実パン作り」というイベントをはじめとした活動内容を報告しました。

1年間の活動を通して、学生たちは「都市に残された緑地を管理する上で、近隣住民や行政から寄せられる要望への対応の難しさ」を感じたそうです。
そして、「フィールドでの事柄を理解するためには、実際にそのフィールドに出向き、そこで管理活動や利用している人とコミュニケーションをとり、見て感じることが大切……」と、まとめていました。

一方、昨年12月に実施した「関さんの森であそぼう!作ろう!食べよう!」は、小金あそびばの会で活動した女子学生の企画でした。

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7つの団体で活動した学生たちは、それぞれの団体に所属したり活動に参加した人たちとコミュニケーションをとりながら、たくさんのことを学んだようです。それは、受身になりがちな一般の座学では得られないもので、異年齢の人たちと相談しながら自主的・主体的に考え、たとえばイベントを創造していくというものでした。
これらの体験は、きっと社会に出たときに役立つでしょうし、今後も地域の活動に参加してほしいものです。

2013年11月14日 (木)

里山ボランティア入門講座研修会

松戸市と市民ボランティアの協働で行う市民ボランティアの養成講座は、今年で10年目になります。関さんの森では第1回目が始まる前から森を提供してボランティアの養成に協力してきました。

10名余のスタッフに連れられ、20名の受講生が都市の中で緑を守っている事例として、関さんの体験と関さんの森を育む会の活動について、資料を交えて学習しました。

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屋敷内を見た後、屋敷の生垣の外でケンポナシの移植の話を聞く講座参加者。

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屋敷林の中を行きます。

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関さんの森湧水地の前で、ボランティアによる池の整備の説明を受けました。

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2013年7月31日 (水)

中学生の里山体験

常盤平中学生5名先生1名が、夏休みの里山体験(竹林の整備作業)のため関さんの森にやってきました。

関さんから歓迎の挨拶のあと、不思議な植物“竹”について説明がありました。竹は木か草か?(竹は竹が正解)。成長が驚くほど早いこと、人の生活に役立っていること(釣竿、かご、ざる、たけのこ、竹細工)。でも、増えすぎると問題があること……。

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その後は屋敷林の竹林に移動し作業開始です。切る竹を選び、のこぎりで竹を切り、枝を落とし、竹を短く切る。ここまでが前半。最初は危なっかしい手つきでのこぎりを使っていた生徒も、コツをおぼえて少したつと結構うまくできるようになるもので、感心します。

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後半は、集積場所を作り、そこに竹を運び、また切った細かい枝も片付けます。

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最後に記念撮影してすべて終了。

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約1時間の作業でしたが、おかげで周辺はすっかりきれいになりました。竹林の管理は竹の成長が早いため本当に大変で、大助かりです。
作業終了後、関さんの庭でスイカのご馳走が待っていました。ああーうまい!
暑い中作業をしてくれた常盤平中の皆さん、また来てください。

・・・・・生徒たちの感想から・・・・・

・ボランティア活動をはじまった時から、興味があった関さんの森のお手伝いについて、竹を切るという人生であまりないことをさせていただき、とてもためになりました。

・僕は、ボランティア活動を行わせていただいて、竹林の大切さ、役割、切り方や、これからの課題、またボランティア活動の大切さを知りました。

・竹を切る仕事については、自分が思っていたよりもはるかに地味で大変な作業でした。

・僕が特に覚えていることは、竹を切り倒した後の枝取りです。はじめは切って落とすのかなあーと思いましたが、棒でたたいて落としていたのでびっくりました。

・今回は竹を切る作業をやらせて頂いたのですが、やってみると大変で、体中からものすごい量の汗が出ましたが、最後にスイカをふるまってもらい、暑さもふきとびました。

・このボランティアをして、森は守らないといけないと思いました。 

2013年2月 5日 (火)

フィールドコラボ発表会

千葉大学園芸学部緑地環境学科では、地域の市民活動に参加する中で、学生の自主性や創造力、コミュニケーション能力などを高めるための「フィールドコラボレーション」という講義があります。関さんの森を育む会には、今年も3名の学生が5月からの活動に参加しました。

下の写真は、6月17日(日)におこなった湧水池のそうじ。胴長を着て、冷たい湧水池に入り、ゴミを取り除きました。詳細は→こちら

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この他にも、梅林の草刈り、そうめん流し、ツル植物への散水、夕涼みの会、新設道路周辺整備など、たくさんの活動に参加。
特に、12月16日(日)には、彼らの企画・進行により、小学生を対象にした環境教育講座「かくれた竹のちから!」を実施し、大成功でした。詳細は→こちら

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そして、今日は学生たちがそれぞれの団体で学んだことを発表する会。関さんの森を育む会など7つの団体で活動した19名の学生たちが、パワーポイントを使ってその成果を発表しました。

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発表を聞いて、学生たちが教室内の講義では学べないたくさんの体験を積んだことがわかりました。
また、それぞれの団体も学生たちから学び、元気をもらったことがわかりました。
フィールドコラボレーションの講義はこれで終了ということですが、また森に来てくださいね。

2012年11月 8日 (木)

里山ボランティア入門講座2012

松戸市内のNPOと市で構成する「里山講座プロジェクト」が行う「里やまボランティア入門講座2012」の3日目として、関さんの森の見学に、講座参加者20名とプロジェクトスタッフ15名が見えました。
地権者の関さんから、森の歴史と現在抱えている問題点などの説明の後、屋敷内の古い蔵や老木を見て回りました。

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屋敷林では、育む会の担当者が森を案内。

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車の音もあまり聞こえてこない自然に近い森の中で、野鳥のさえずりを聞きました。

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市内でもあまり見かけなくなった関さんの森湧水地を前に、森と水の関係に思いをはせる方もいたようです。

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2011年8月30日 (火)

草地の復元作業(東葛看護専門学校)

東葛看護専門学校2科の学生たちが関さんの森を訪れ、生物多様性を維持するための作業体験をおこないました。
この日は、低地部分にはびこるマダケを伐採し、草地を復元する作業をおこないました。慣れない手つきですが、ノコギリを使ってマダケを伐り、枝を落とします。

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多くの昆虫たちは偏食家です。タケが増えすぎると、タケを餌とする昆虫しか現れません。多様な植物が生える草地を復元すると、多様な植物を餌にする多様な昆虫が現れます。都市の中にある狭い面積の緑地では、ある程度の管理作業をおこなわないと、生物多様性の維持はできないのです。

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参加した学生たちは、男子学生5名を含む約40名。引率の先生方や育む会のスタッフを含め約50名による作業で、低地部分の草地は健康を取り戻しました。

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