ケンポナシ

2023年12月 3日 (日)

竹林整備・ケンポナシ・ケヤキ・イヌシデ

12月の第一日曜日は、定例作業です。おもに、屋敷林の竹林を整備しました。伐採した竹は、垣根を作るための資材として利用します。

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さて、関さんの森のシンボルツリーは、200年超のケンポナシですが、12月ということで、すでに葉は落ち、実もほとんどが落下しました。
ちょっと前は梨の味でしたが、今は干しブドウの味に変わっています。ちなみにケンポナシの英名は“Japanese raisin tree”です。

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屋敷林の大木といえば、湧水池脇のケヤキです。このケヤキは、いったん分かれた枝が、その上の別の枝と癒着しています。このような木を『連理木』と呼び、縁結び、夫婦和合の象徴とされています。

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屋敷林、下の広場のイヌシデは、竜のような枝ぶりです。樹木は、基本的に光を求めて上に伸びたいのですが、上が暗いと横に曲がって伸びていきます。

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(山田)

2023年11月14日 (火)

むつみ梅林の冬剪定仕事始め

昨日は「木枯らし1号」が吹きました。季節は秋から冬にかわろうとしています。
ケンポナシの実は、すでに半分くらい落ちています。食べてみると梨のような味。そろそろ食べごろです。
写真は、梅の枝にひっかかったケンポナシの実。極彩色モードで撮ってみました。

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ケンポナシのある“むつみ梅林”では、関さんの森を育む会のメンバー13人が集まって、梅の剪定をしました。今日は冬剪定の仕事始めです。剪定作業は、年末年始を除き、火曜日の1012時。2月頃まで続きます。

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(山田)

2023年11月 6日 (月)

ケンポナシにタッチ(幸谷小学校)

今日は、幸谷小学校の1年生90名が、関さんの森で自然体験。
下の写真は、クヌギの森にて、クヌギとコナラのドングリを拾っているところです。リース飾りにつかうそうです。

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下の写真、左はコナラのドングリ、右はクヌギのドングリです。

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関さんのお庭では、マツボックリやスギボックリ、クリやカヤの実、色づいたカキの葉などを拾いました。

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むつみ梅林では、老木ケンポナシを囲んで、関さんから「ケンポナシの思い出」を聞きました。

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今から70年くらい前、関さんの妹さんが馬橋小学校に通っていた頃、担任の先生が家庭訪問で関家にきたとき、ケンポナシの木を見て感動。当時は今より3倍くらいの高さだったそうです。のちに、その先生が幸谷小初代の校長先生になり、校章のモチーフにケンポナシを選んだそうです。
また、関さんがこどものころ、戦争中で甘いおやつが食べられなかったころ、秋になるとこどもたちはケンポナシの木のまわりに集まり、おやつがわりにケンポナシを食べたこと、そんな思い出話を聞きました。
落雷や風雪、さらに移植にも耐えて200年以上。こどもたちはケンポナシにタッチ。これからも元気でいてほしいですね。

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そうそう、関さんのお庭には、カニノツメの新鮮な子実体が今日はありました。昨夜の雨の影響でしょうね。
グレバ(胞子を含むドロッとした液)がたっぷりついており、いやな臭いがします。時折、ハエが飛んできていました。

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(山田)

2023年11月 5日 (日)

ケンポナシの実が落ちはじめました

今日は第一日曜日、定例の作業です。おもに、むつみ梅林の草刈りをおこないました。

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ところで、むつみ梅林にはケンポナシの木がありますが、すでに落果がはじまっていましたた。今年も豊作です。ケンポナシの果実は、房ごと落下します。不思議な形をしているので、梅の枝などに引っかかっているものもあります。

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ケンポナシの果実は、正確には先端の球状の白っぽい部分。薄い皮をむくと、小さな種子が24個入っています。食べられる部分は、果実の基部の肥大した果柄で、梨のような味がします。試しに食べてみましたが、まだ渋い。霜がおりる頃の方が美味しいと思います。

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一方、10日前に確認したキノコ、関さんのお庭のカニノツメもチェックしました。新鮮な子実体はありませんでしたが、まだ臭うのでしょう、ハエが来ていたところを撮りました。
まだ幼菌は残っているので、まだ楽しみが続きます。

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(山田)

2023年6月24日 (土)

ケンポナシ開花

むつみ梅林のケンポナシは、幸谷地区のシンボルツリー。幸谷小学校の校章は、ケンポナシの葉をモチーフにしたものです。

そのケンポナシの花が咲きはじめました。すでに三分咲きくらいです。今年も樹齢200年超の老木も元気で、花は手が届く位置にもたくさん咲いています。今年もたくさんの実が期待できそうです。

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(山田)

2022年12月 7日 (水)

ケンポナシさん長生きしてね(認定こども園すなはら)

12月9日の関森活動は、亀有からやって来る園児達。
皆んなの笑顔に会えると元気100倍になる。
今日の気分はワクワク。
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2022年11月24日 (木)

秋の関さんの森で遊ぶ(そうか草花保育園)

草加から保育園のこどもたちがやってきました。

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関さんのお庭でご挨拶した後は、お庭で秋を探します。
ヤマノイモの“むかご”があったので、むかごをふたつに割って、おでこにくっつけてみました。

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屋敷林では、ケヤキの大木をみんなで囲んでみました。

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下の写真は、ドングリを拾っているところ。

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下の広場では、アスレチックで遊び、イヌシデの木を背景に記念写真を撮りました。

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下の写真は、上の広場のイヌシデの木を見上げたところ。

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お弁当を食べた後は、「カラスウリ」の絵本をよんでもらいました。

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その後、むつみ梅林に行って、樹齢200年超のケンポナシにタッチ!!

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ケンポナシの落ち葉に穴をあけて“おばけ~”。

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クヌギの森では、みんなで落ち葉を投げて遊びました。

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こどもたちは、最後に「やきいもグーチーパー」を歌い、たっぷり4時間遊んで帰りました。

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この日、関さんのお庭には、小鳥の混群が飛来。
下の写真はエナガ(2)、ヤマガラ、メジロです。

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(山田)

2022年11月 6日 (日)

秋の定例作業

今日は秋晴れです。関さんのお庭では、カキの葉がきれいに色づき、きれいです。ムラサキシジミが翅を広げて、ひなたぼっこをしていました。

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天気がいいと、作業もはかどります。この日は21名が参加して、むつみ梅林の下草刈りや、幸谷交差点の花壇整備などをおこないました。

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むつみ梅林の一画にはケンポナシがありますが、きょうもたくさんの実が落ちていました。
味わってみたところ、まさに“梨”のような味がしました。

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ところで、今日の作業には、ボランティア体験関係で5名の方が参加しました。
内訳は、「まつど地域活躍塾」関係が2名、「松戸市社会福祉協議会」関係が3(うち1名は職員の方)でした。
作業後は1時間かけて関さんの森を案内し、屋敷林・下の広場のイヌシデの木にて、記念写真を撮りました。

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(山田)

2022年11月 4日 (金)

早大院生来訪・ケンポナシの実が落ちる

今日は、早稲田大学創造理工学部・景観デザイン研究室の院生6名が、関さんの森を訪問。関さんのお庭や蔵、屋敷林、ケンポナシなどを案内しました。

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ケンポナシは、この日、実が落ちているのを確認しました。
ケンポナシの実は、“房”ごと落ちます。正確には、先端の球状の粒が“果実”で、薄い皮をむくと中に種子が入っていますが、この部分は食べられません。
食べられるのは、その基部の肥大化した“果柄”で、梨のような味であることから、“ケンポナシ”の名がつけられています。

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今年は、近年まれにみる豊作です。10年前(20121)に「立て曳き工法」によって移植した老ケンポナシはもちろん、老ケンポナシから採った種子から育てた若木(2012年発芽・2014年に現地に移植)も初めて実をつけています。
この後、約1ヵ月かかって、少しずつの実が落ちてくると思います。

(山田)

2022年10月27日 (木)

関さんの森で“リース飾り”の材料集め(幸谷小1年生)

今日は、幸谷小学校1年生75名が、関さんのお庭を中心に、リース飾りの材料集めをしました。

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最初に、関さんから、この日に見られるものを教わります。
その後、マツボックリ、ドングリ、落ち葉などを集めました。

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お庭の次は、老木ケンポナシのまわりに集まります。幸谷小の校章は、ケンポナシの葉をモチーフにしています。
関さんからケンポナシの思い出を聞き、「長生きしてね!!」とケンポナシにタッチしました。

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最後に“クヌギの森”。ここは、クヌギとコナラのドングリがたくさん落ちています。

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さて、関さんの森で集めたドングリやマツボックリなど。これらを使ってのリース飾り。どんな作品ができあがるのか、見たいものです。

(山田)

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