グランド(子どもの広場)

2018年1月11日 (木)

高所作業車によるクヌギの枝の伐採

関さんの森の南側にあるクヌギは、周辺に建物が無い時代にのびのびと育っていました。隣接地に住宅が建ったこともあり、伸びすぎた枝を剪定しました。

今日は関さんから依頼を受けた(株)富士植木の職員が朝から枝の伐採作業です。作業に伴う経費は地権者の負担です。都会の緑を維持するのは大変です。

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道路を通行止めにして、交通整理を含めスタッフ9名が、高さ20mの高所作業車を使っての枝切り作業。クレーンのゴンドラ上の2人は、切った枝をその都度ロープを使って地上に下ろします。上空は一段と寒く、狭い道路上で電線も通るなど厳しい作業条件でしたが、1日半かけて作業は無事終了しました。

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作業終了時点のクヌギの姿です。枝の位置は道路の中心部に留まっています。

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切り取った枝です。枝の径は最大で直径12㎝以上もありました。以前に切った枝先に新しく伸びた枝の年輪から推定すると、前回より12年程経っていることが分かりました。

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なお、クヌギの材は薪や椎茸栽培の原木としての活用が考えられます。今後、育む会で検討していきたいと思います。

(木下)

2011年2月 2日 (水)

グランド樹木の移植(2日目・終)

大木の移植2日目の報告です。
残ったエノキの移植に朝から取り組みました。一番細い木でしたが、以外に地下に根がしっかり伸びていたことから、底の部分の切り離しに時間がかかりました。わずかながら吊り上げているため底の根を完全に切り離した際、根鉢が動くと下にいる作業者に重大な影響があるので、慎重な作業でした。

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今日のエノキは、昨日植えた木の奥にセットするため、移植済みの木の上を越えての移植です。エノキは地上を離れると、するすると上空に舞い上がり移動、エノキの空中遊泳で見物人にとっては貴重な見ものでした。目方は11トンと一番少なかったようです。
今朝の朝日新聞を見た人もいて見物人は30名を越えていました。千葉大学園芸学部の先生が、院生5人ほど連れて見学。何でも、事業を担当している富士植木の責任者の方がその卒業生で、移植が終った後熱心に先輩の説明を受けていました。滅多にない機会を見られたと千葉大学の先生は喜んでおられました。

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エノキの配置が重要ですが、専門家としてすでに設置済みの2本との枝のバランスを考えて決めたようです。
その後、仮植中のオオシマザクラを道路際の、関さんの屋敷に近い場所に本植して、大型クレーによる移植作業は無事終わりました。

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最後に大型クレーンのアーム部分を、60トン吊りのクレーンで切り離して別のトレーラーに積み、2日間にわたって行われた移植作業のクレーン部隊は、5台のトレーラーに分かれてて引き上げて行きました。

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定位置に着いた、ケヤキ、エノキ、オオシマサクラは関さんの森の一員としての新しい生活が始まります。夏には沢山の葉をつけて、道行く人に潤いを与えてくれるよう頑張って欲しいものです。

2011年2月 1日 (火)

グランド樹木の移植(1日目)

今日は、グランド(子どもの広場)南の道路用地上に育つ樹木の移植がおこなわれました。
すでに前日までに根回しを終え、100トン吊りのクレーンが通るための通路に鉄板は敷かれてあります。

クレーンは、今日の未明に着いたようです。そして、9時前からはじめた移植作業は順調に進み、午前中には1本目のケヤキ(21.5トン)は移植を終えていました(下の写真)。

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午後になってから、エノキの移植作業がはじまりました。
まず、アームの先端から下がるワイヤーにエノキを吊り下げるのですが、ワイヤーに上部の枝がひっかかるということで、急遽、作業員がエノキに登り、枝を切り落とすことになりました。110201enoki1
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ハラハラドキドキの作業を、こどもたちも見守ります。無事に作業を終え、降りたときには、拍手がおこりました。

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さあ、いよいよクレーンで吊り上げ、移植場所にエノキ(21トン)を動かします。それにしても巨大なクレーンです。こどもたちからは「ガンバレーッ」の声。

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移植場所まできたら、静かに降ろし、土壌改良材や土をかぶせます。
この日、小学生を含め、70人くらいの人が作業を見守っていただしょうか。

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下の写真、左端は、12月17日に仮移植したオオシマザクラ。中央の大木2本のうち、左が午前中に移植したケヤキ。右が午後に移植したエノキです。

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移植作業は明日もおこないます。明日は、午前中にもう1本のエノキを移植します。お時間のある方は、ぜひ移植作業を見守り、ケヤキやエノキに「ガンバレーッ」の声援をお願いします。

なお、この日の移植作業は、翌2月2日の朝日新聞(朝刊・千葉東葛版)に写真付きで紹介されました。
また、2月3日には、コアラテレビで放映予定です。  

2011年1月25日 (火)

移植の準備・根鉢づくり

関さんの森のグランドわきにあるケヤキ、エノキの引っ越しのための準備が進んでいます。

引越し(移植)に先立って、剪定作業はすでに終わっていましたが、24日からは、掘り取りのための準備(根鉢)作りが始まりました。
すでにケヤキの根鉢が底の部分の切り離しを残すのみとなりシートで保護されています。

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25日は2本目のエノキの根鉢づくり作業が行われました。
下の写真は、昨年2月に根回し作業をしたところを掘り出したものですが、根鉢の外側に細かい根が発生していることが認められ、根回しが順調に行われたことを示しています。表面が波打っているのは波型トタンで仕切りをした跡です。細かい根は、根回しをしていなかった深い部分にも認められます。

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根鉢の底の部分の切り離は移植間近に行いますが、転倒防止のワイヤーロープも4本ほど取り付けられ、引越し準備作業は順調に進んでいるようです。
㈱富士植木の山下部長の話ですと、一番太いケヤキの総重量は、根鉢を大きくとっているため22トン位になるとのこと。中型乗用車10台分位の重さでしょうか。

クレーンで吊り上げての移植作業は、2月1日(火)と2日(水)を予定しています。

2011年1月24日 (月)

移植作業を見学しませんか

関さんの森をとおる新しい道路をつくるために、子どもの広場の端に生えている3本の大木(ケヤキ1本・エノキ2本)を移植します。
100歳をすぎた大木のひっこしです。1年前に根回しをおこない、今年になって枝を整理し、包帯を巻いて移植の準備がほぼ整いました。
110122seki1_2 100トン吊りの大きなクレーン車でつり上げて、移植します。
めったに見ることのできない作業です。ぜひ、皆さんも移植作業を見守り、ケヤキとエノキを応援してください。

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【移植予定の日時】

2月1日(火)・・・・朝から準備をします。移植はたぶん午後になります。
2月2日(水)・・・・午前9時ごろからです。

*天候や作業の進行にともない、変更されることがあります。
*生活道路は確保しますが、通行にご迷惑をおかけします。

2011年1月22日 (土)

移植工事のお知らせ

都市計画道路3・3・7号線(幸谷区間)の新設に伴い、こどもの森グラウンド東側土手に植わっている樹木(ケヤキ1本・エノキ2本)を同グランド北側に移植します。
工事期間中は、生活道路を確保しておこないますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(下の画像をクリックすると拡大します)

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2011年1月11日 (火)

移植の準備作業はじまる

関さんの森グランドのケヤキ、エノキの移植のための準備作業が今日から始まりました。
高い枝に架けたロープを頼りにして、寒空の中で3人の庭師が剪定作業を進めています。

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地上では、移植予定先に石灰で印をつけてその検討をしています。
グランド内の低い所に溜まった水は、カラスのスケートリンクになっていましたが、地盤を早く固めるためポンプにて水を汲み取り、タンクで運んですてていました。

剪定作業は来週初めまで続くとのことですが、立ち退き前の最後の姿をみるために作業状況を見に来て、記憶に留めてあげてください。
ケンポナシの回りの柵が撤去され、すっかり見晴らしが良くなりました。

2010年12月17日 (金)

オオシマザクラの移植

関さんの森・むつみ梅林の一画に、オオシマザクラが植えられています。オオシマザクラは伊豆諸島に多い野生のサクラで、花は白。桜餅をくるむ桜の葉は、このオオシマザクラの葉を塩漬けしたものです。
下の写真は、今春のオオシマザクラの花です(2010年4月11日)。

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下の写真は、昨日(12月16日)のオオシマザクラですが、残念なことに、道路用地にかかってしまいました。
関さんの森に生きる樹木は、人間の都合で命を絶つようなことはしたくありません。痛みをともなうけれども、別のところへ移して生きつづけてほしい・・・。
そんな思いで、今は裸地となっているグランド(ここも道路用地としてかなりの部分が消滅します)に、移植することにしました。最終的な移植先にはまだ植えられないので、今日のところはグランドの一画に仮植えです。

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移植に先立って、昨日、根回しをおこないました。根を切りながら堀りあげていきます。

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根と根の間の土が落ちないようにくるみます。“根鉢”の完成です。根が傷んだことにより吸水量が減るので、枝も切り詰めてあります。

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そして、今日(12月17日)の作業。10トンのクレーンで持ち上げ、送電線の下をくぐって移植先まで運びました。実際の根鉢を含むオオシマザクラの重さは3トンだったそうです。

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支柱で支え、たっぷり水をあげて、移植が終わりました。

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このオオシマザクラは、今日のところは仮植えです。もう一度試練がありますが、がっばって生きつづけてほしいものです。

2010年9月18日 (土)

幸谷城跡発掘調査報告会

幸谷地区関さんの森内を通過する新設市道の建設に伴い、事業地内にある埋蔵文化財の記録保存を行う発掘調査が、7月から始められています。9月18日(土)には、松戸市の教育委員会による発掘状況の現地説明会が開催されました。

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現場は関さんの森の南側元グランド地区。昨年12月から本年2月に、道路予定地を対象とする試し堀り的な発掘調査(予備調査)を行った結果、中世戦国時代(16世紀)を中心とする遺構・遺物が発見され今回の本調査に至ったもので、当日は、発掘に関っている教育委員会のスタッフを初め、委員会職員、発掘従事者などが案内に当っていました。
事前に松戸市の広報などでのPRが効いたのか、好天にも恵まれ、説明の始まる10時前には見学者が多く集り、夕方の3時まで、見学者は絶えませんでした。
発掘調査対象地の大部分は、戦国時代の城跡といわれている幸谷城跡の範囲にあります。幸谷城跡自体は、まだ本格的な調査が行われていないこともあり、「城跡」としての実態は不明でした。
今回この地区で初めて中世の遺構・遺物が発見されたことは重要な意味を持つと考えられます。

今回見学会の地区から発掘された遺構は、道路状遺構1箇所、地下式坑3基、井戸跡1基、溝状遺構2基、方形土坑8基などが発見されています。
道路は広いところは幅10mになり、調査区の北東から南西に(福昌寺方面)抜けています。道路の脇には径1mの円形の井戸跡も見つかっています。
地下式坑は、まず深い縦穴を掘り、そこから横に方形野地下式を掘った遺構です。
方形土坑は、Aタイプが3m×2mほどの方形の穴で、深さ1m前後で道路に沿っており道路状遺構に関連する遺構の可能性があります。BタイプはA型に比べ長方形のものを言い、深さは50cm前後です。

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なお、遺跡からは中世から江戸時代初期に制作されたと思われる土器、陶器の破片や古銭などが出土されておます。

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調査は始まったばかりで、来年の夏までかかりそうですが、幻の「幸谷城跡」は姿を見せてくれるのか、今後の調査結果が大いに期待されるものです。

2010年8月23日 (月)

猛暑の中で埋蔵文化財調査

今年の夏は、暑い日が続きます。そんな中でも、埋蔵文化財の調査が進んでいます。

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ここに眠っているのは、中世(戦国時代のころ)にあった「幸谷城」の遺跡。色の違いを手がかりに掘っていくと、かつての地表面がわかってきます。

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人工的に掘られた穴が、いくつか見つかりました。何のために掘られたのか・・・想像が広がっていきます。