もりハグ!見学交流会
(公財)都市緑化機構は、身近な緑をまもり育てる活動に取り組む市民活動団体を支援するため、「花王・みんなの森づくり活動助成」を2000年より延べ499団体におこなってきました。関さんの森を育む会も、2012年から3年間「関さんの森自然探検隊育成活動」への助成をいただき、2015年発行の『都市緑化技術』No96には「関さんの森における環境教育活動」について報告し、表紙には幸谷小学校自然体験の写真が飾られています。
一方、都市緑化機構が助成活動20年を契機に助成団体を対象におこなったアンケートには、「他団体と交流して課題解決のためのヒントを得たい」等の声が寄せられたことから、緑を守る・育てる・つなぐ活動団体の情報発信を応援するウェブサイトとして「もりハグ!」を2022年から立ち上げました。交流会は、コロナ禍でオンライン開催が続いていましたが、初のリアル開催が10月20日、関さんの森で開催されました。
さて、この日の『もりハグ!見学交流会』に参加したのは、遠くは新潟県十日町市の「二六公園保存会」などの市民団体や、もりハグ!担当の都市緑化機構の皆さん21名、関さんの森の屋敷林を所有する(公財)埼玉県生態系保護協会から2名、関さんの森を育む会9名、総勢32名。
下の写真は、開会セレモニーの様子です。
午前中のメニューは、屋敷林にて竹林整備体験です。関さんの森の屋敷林では、生物多様性を維持するために、増えすぎたマダケを間引いています。
作業を終えたら、屋敷林内や屋敷内の見学です。
下の写真は、屋敷林・下の広場での記念写真。横に伸びた幹は、イヌシデです。
昼食後は、関さんの森の概略を説明し、意見交換。参加された団体や個人が、それぞれの活動内容や課題などを語り、交流しました。
(山田)