クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ、モモ、スモモなどに深刻な被害を与える外来昆虫(特定外来生物)です。関東近県ではすでに被害が広がっており、千葉県でも昨年(2024年)10月に、柏市内のサクラにおいて、クビアカツヤカミキリの幼虫が排出したフラス(木屑と糞が混ざったもの)が発見されています。
また、今年(2025年)の6月27日には、千葉県北部のウメにおいて、クビアカツヤカミキリのフラスと成虫が確認されています。

↑ クビアカツヤカミキリ(メスは触角が短い/オスは触角が長い)

↑ クビアカツヤカミキリ生態写真
提供:埼玉県環境科学国際センター
クビアカツヤカミキリに関する詳しい情報は、下のリンクをご覧ください。
クビアカツヤカミキリの防除法(国立研究法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所)
https://www.ffpri.go.jp/pubs/chukiseika/5th-chuukiseika12.html
さて、関さんの森には、クビアカツヤカミキリの被害を受けやすい木が132本あります。たとえば、関さんのお庭には、樹齢120年の「百年桜」こと染井吉野などサクラ類が18本、むつみ梅林などにはウメが105本、この他にも、モモ、ハナモモ、スモモ、アンズなどがあります。
この日(7月27日)、むつみ梅林を中心にウメなど106本を調査・点検しました。

点検は会員7名で実施。点検漏れを防ぐために、点検したウメなどにテープを巻き、番号を付けていきます。そして、全員の目視により、成虫の有無、フラスの有無を1本ずつ調べ、記録していきました。
下のリンクは、クビアカツヤカミキリの点検マニュアルです。
サクラなどへのクビアカツヤカミキリ侵入点検のポイント(東京都環境局)
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kankyo/animals_plants-400100a20191204115758336-files-tenken
調査・点検の結果は、むつみ梅林・農園・みのりの森においては、現時点でのクビアカツヤカミキリの侵入の痕跡は認められませんでした。
また、関家の庭とエノキの森においても、24日までに調査を終えており、クビアカツヤカミキリの侵入の痕跡は認められませんでした。
しかし、松戸市内に侵入するのも時間の問題です。今後も定期的に点検を継続し、侵入したとしても、早期に発見して、被害を最小限に食い止めたいと思います。
(山田)