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2020年9月16日 (水)

カシナガ被害木の調査

今日は、森林総研の加賀谷氏を招き、屋敷林のカシナガ被害木の調査をおこないました。
育む会が屋敷林の胸高直径20cm以上のブナ科樹木79本を調査した結果、カシナガが穿入したと思われるものは6本(シラカシ5本・スダジイ1本)でしたが、この日は特にフラス(木屑)が多く認められたシラカシの立木2本と、別途すでに倒壊しているシラカシ1本について、現地調査をおこないました。

下の写真は、8日にカシナガと思われる甲虫が大量にトラップにかかったシラカシの立木。
9日に採集した液浸標本を渡して同定を依頼しましたが、後日、実体顕微鏡で調べた結果、カシナガ(カシノナガキクイムシ)との連絡をいただきました。

200916seki-2

下の写真も、大量のフラスが認められた別のシラカシの木です。

200916seki-1

これら、2本のシラカシ被害木については、カシナガによるものとのことでした。
ただし、シラカシはコナラに比べてカシナガに対する抵抗性が強いので、この程度の穿入ならば、ただちに枯れるようなことはないだろうとのことでした。

一方、下の写真は、シラカシの倒壊木を調査しているところです。

200916seki-3

これについては、加賀谷氏が調べた穿入孔はヨシブエ(ヨシブエナガキクイムシ)だったとの連絡を後日いただきましたが、同じ木にカシナガが穿入することもあるので、再調査してほしいとのことでした。

ヨシブエは生木にはマスアタックしないので安心、カシナガは生木にマスアタックするので、焼却等の処分が必要とのこと。後日、育む会で再調査することにします。

(山田)

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