オトシブミの揺籃作り
関さんの森の屋敷林(旧こどもの森)、少しずつ維持管理作業をおこなっています。この日も会員がひっかかった枝をいくつか除去しました。散策されていた方が手伝ってくださいました。ありがとうございます。
それでも、まだまだ残っています。散策される方は、じゅうぶんに気をつけてください。
さて、屋敷林には湧水池がありますが、ほとりにエゴノキが1本生えています。いま、このエゴノキでは、オトシブミ(エゴツルクビオトシブミ)が揺籃をつくっています。
揺籃とは、オトシブミが葉をまるめてつくるもので、中に卵が入っています。孵化した幼虫は、この中でゆらゆら揺られながら、まわりの葉を食べて育ちます。
この日、揺籃をつくっている様子を観察しました。
見つけたのは9時30分でしたが、すでに葉の上部の切れ込みは終わっていました。
その後、10時から葉を巻き始め、完成したのが11時20分でした。
(山田)
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