ニワトコヒゲナガアブラムシ
ニワトコは、雑木林の縁など、日当たりのよいところに生える落葉低木。関さんの森では、屋敷林の低地の草むらや、関家の門の前などに自生しています。
ニワトコの花は3月中旬くらいに咲きはじめますが、その花芽がずいぶん膨らんできました。
そして、花芽の下には、昨年の葉が落ちた痕。これをセットにして見ると、小人の顔のように見えます。
一方、関家の門の前のニワトコでは、冬芽にびっしりアブラムシがついていました。ニワトコヒゲナガアブラムシです。アブラムシは嫌われ者ですが、ニワトコヒゲナガアブラムシはニワトコ以外には寄生しません。
また、緑色をしたニワトコヒゲナガアブラムシの集団の中に、白い細長いモノが見えます。
これは、ヒラタアブの卵。アブも嫌われ者ですが、ヒラタアブは人を刺すようなことはありません。自然界では花の花粉を運んでいます。
さて、なぜアブラムシの中にヒラタアブの卵があるのでしょう。じつは、ヒラタアブの幼虫はアブラムシを餌にしているのです。ヒラタアブのお母さんは、やがて生まれてくるこどものために、餌になるアブラムシの近くに卵を生んだのでした。
(山田)
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