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2017年11月 5日 (日)

関家の古文書から一冊の本が

関家の蔵に保存されていた古文書は、「関さんの森・古文書の会」により3,000点余りに整理保存されました。古文書の整理保存作業を永年指導してこられた一橋大学渡辺尚志教授が、この度、『殿様が三人いた村~葛飾郡幸谷村と関家の江戸時代~』と題する1冊の本にまとめられました。11月5日には、かつての幸谷村の地区にある幸谷ふれあいホールで、出版を記念する報告会が開かれました。

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開場前に参加者が建物の外に並び、午後1時の開場と共に狭い通路の受付は混雑。参加者名簿に記録して、早速本を買い求める人の列が続きました。

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開始を待つ幸谷ホールの参加者。当日は松戸市内を中心に80名が来場、入りきれない人は別室のモニターテレビで講演を聞きました。

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主催者の「関さんの森エコミュージアム代表」、関家の当主である関美智子氏の挨拶の後、著者である渡辺氏による「葛飾郡幸谷村と関家の江戸時代」と題する特別講演が行われました。渡辺尚志氏は日本近世史・村落史研究の第1人者。膨大な関家古文書の中から、現代社会の基礎を築いた江戸時代の村人たちの営みを、具体的にひも解きながら、①幸谷村に殿様が3人いたわけ、②村人の江戸川洪水とのたたかい、③村人の没落を防ぐセイティーネットの3点について分かり易く説明して下さいました。

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特別講演の後は、古文書の保存作業を担当してきた古文書の会の会員4名による報告。江戸時代の幸谷村の様子、五人組帳という村掟と村人のくらし、旗本曲淵氏への年貢納入の実態、年貢以外に村が負ったの負担等について報告がありました。

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著書は、発行所:崙書房出版 ふるさと文庫(新書版256頁)。
定価1300円(税別)で東葛地域の書店で発売中です。

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