雨の中の100年桜の保護作業
関家の新しい門の脇にある桜ソメイヨシノは、現当主の母親が生れた時に村人がお祝いに植えてくれたものです。屋敷のシンボルとして110年を超えた今でも毎年美しい花を楽しませてくれます。
4本の太枝のうち径40㎝程の1本が、先月27日の大雨の直後、轟音と共に途中からボッキリ折れて屋敷内の通路に倒れました。折れた箇所を見ると上部の半分以上が腐朽していました。
他に例のないほどの高齢のソメイヨシノだけに、他の太枝も心配です。関家では、日頃から樹木のケアーをお願いしている、都内の造園業富士植木に保護対策を依頼しました。
調査の結果、残った3本の枝の根元には幸い腐れが認められないので、3本のうち2本づつを径9mmのワイヤーで繋ぎ、その先を控えとして別の丈夫な桜の幹に固定することにしました。
保護作業の手始めは折れた枝の手入れ。途中から切断して横断面に防腐剤を塗ります。
3本の太い枝に登り、幹に当て布をした上に2本ずつワイヤーで繋ぎ合わせる作業を行う。
更に3本の太枝を安定させるため、控として2本の太枝から近くにあるしっかりした桜の幹にワイヤーで固定して作業終了。
サクラの幹周辺にアオキなどが茂り湿気が籠っていたので、周辺を綺麗にして、幹の観察をし易くしました。
修理を終えた翌日のソメイヨシノ。支柱などがないため修理の姿はあまり目に着つきません。まずは、これで一安心です
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