キリシマツツジ開花
おくまんさま(熊野権現)のキリシマツツジが見頃を迎えています。
日当たりの良い上の方は満開。下の方はまだつぼみがあります。ここ1週間が見頃です。
樹木では、カヤの木が開花です。開花といっても、風媒花なので、地味です。カヤは雌雄異株で、雄株(雄花)は揺らすと大量の花粉を出します。しかし、花粉アレルギーの原因になるのはイネ科のカヤ類であり、樹木のカヤ(イチイ科)がアレルゲンになるという話は聞きません。
さて、この日見られた生きものをいくつか紹介しましょう。
まず、ヤマトシリアゲです。千葉県の「レッドデータブック」(絶滅危惧の恐れのある野生生物のリスト)にはDランク(一般保護生物)として掲載されています。今年も関さんの森に生息しています。
絶滅危惧といえば、ニホントカゲも千葉県のレッドデータブックではBランク(重要保護生物)として掲載されていす。この日は尾が青い若い個体が複数確認できました。ちなみにトカゲの左にお行儀よく並んで写っているのは、テントウムシの幼虫です。
一方、本来は日本にいるべきではない生きものもいます。
「そろそろいるのでは……」と、虫食い状態になったエノキの葉を探し、その近くをていねいに探すと、まるまると太ったアカボシゴマダラの幼虫がいました。エノキの若葉と色がそっくりです。
このアカボシゴマダラは中国原産です。マニアによるゲリラ放蝶により関東地方に出現し、その後個体数をどんどん増やし、在来のゴマダラチョウを駆逐しています。
アカボシゴマダラもゴマダラチョウも、幼虫はよく似ています。2本の角があり、正面から見ると、とてもかわいいです。
最後にクモ。アオオニグモの成体です。クモは嫌いな人が多いですが、とても美しいクモです。
暖かくなり、植物の葉や花が増えると昆虫が増える。昆虫が増えるとそれを食べる昆虫やクモなどが増える……。春が深まり、生きものたちの活動が活発になってきました。
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