ゴマダラチョウの“お面”
関さん宅の生垣は、交ぜ垣です。昔はイヌツゲだけの生垣でしたが、エノキ、ケヤキ、アオキ、ヤツデ、カエデ、シロダモなど、いろんな植物が生え、それらを間引かなかった結果、交ぜ垣になってしまいました。これこそ、生物多様性の具体化です。
植物の種類が多いと、それを食べて育つ昆虫の種類も多くなります。イヌツゲだけだとイヌツゲを食べる昆虫しか発生しません。しかし、チョウについて言えば、エノキがあるとゴマダラチョウが育ちます。シロダモがあるとアオスジアゲハが育ちます。
この日、交ぜ垣のエノキに、ゴマダラチョウの幼虫を探ししてみました。
最初に見つけたのは、これでした。
この“お面”みたいなものは、ゴマダラチョウ類の頭部脱皮殻です。シロダモの葉の上に落ちていました。
脱皮殻があるということは、この上に幼虫がいるはずです。ゴマダラチョウ類の幼虫は、葉と同じ色をしているので、ていねいに探してみます。すると、シロダモの葉の裏に大きく太った幼虫がいました。
この幼虫がお面の主であるかどうかはわかりません。シロダモは食草ではないので、蛹化が近いのかも知れません。
ちなみに、この幼虫は、在来のゴマダラチョウではなく、中国原産のアカボシゴマダラでした。マニアが放蝶して増えているもので、在来のゴマダラチョウとの競合が心配されています。
さらにエノキの葉を探してみると、上の幼虫よりも若い幼虫がいました。これもアカボシゴマダラです。
正面から幼虫の顔を撮ってみました。
顔つきがかわいいですね。
皆さんもエノキの葉にゴマダラチョウ類の幼虫を探してみてください。
なお、この日、お庭のススキの葉裏に、シロオビトリノフンダマシというクモがいました。
鳥の糞のような色あいで天敵から身を守っているという説もありますが、本当のところはよくわかっていません。
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