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2014年2月 1日 (土)

ケンポナシ移植作戦

関さんの森のシンボルツリーは「ケンポナシ」。2年前の2012年1月15日に、道路建設予定地に生えていたケンポナシを、立て曳き工法により移植しました。
このときの様子は、ぜひ『関さんの森ものがたり』の第2部『ケンポナシの移植』をご覧ください。

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残念ながら、200年を越える老木ケンポナシにとって、移植のダメージは大きかったようです。ちょっと元気はありません。ケンポナシは落葉樹のため、今は葉を落としていますが、何とか元気をとりもどしてほしいものです。

さて、移植に先立ち、2011年の秋に採取したケンポナシの種子を年末に蒔いたところ、たくさん発芽しました。下の写真は、2012年5月17日のものです。

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このままだと大きく成長できないことから、この苗を関さん宅の庭(畑)に移植したところ、これが今では2mを越える高さまで成長しました。そろそろ移植の時期です。
そこで今日は、新設道路に面した空き地にケンポナシを移植することにしました。

ケンポナシの移植は、千葉大学園芸学部の大学院生(博士課程前期)が、授業の一環としておこないました。
まずは、関さんにケンポナシについての思い出を語ってもらいました。

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そして、ケンポナシの若木を掘り起こします。講師は山下得男先生。山下さんは、2012年のケンポナシ移植の責任者。ご自身も園芸学部の卒業生です。

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掘り起こす際は、細い根の張り方に気をつけながらの作業です。

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根は長いので、適当なところで切断し、3~5本程度まとめて、泥水入りのビニール袋に入れていきます。

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全部で約40本の若木を掘り起こしました。同じ時期に発芽したのに、2mを越えるものがある一方で、1mにも満たないものもあります。

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掘り起こしたら、いよいよ移植。
まず、立て曳きで移植した老木ケンポナシの近くに4本植えますが、移植する場所を決める際の注意点について講義。隣地からの距離、周囲の樹木との距離など、大きく成長した後をイメージして決めます。

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植える若木の根の張り方を考えて、土を堀り、植えて、埋め戻します。

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あとは支柱を立てて、縄でしばるわけですが、その前に縄のしばり方「いぼ結び」の練習。

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最後に、たっぷり水をあげます。

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このような手順で、この日は新設道路の両側を中心に約30本を移植。
うまく根付いて「ケンポナシ通り」と呼べるくらいに成長してくれるといいですね。

大学院生の皆さん、お疲れさまでした。作業後は豚汁で温まっていただきました。皆さんが移植したケンポナシ、その後の成長を見に、また関さんの森にいらしてくださいね。

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