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2012年9月27日 (木)

関さんの森の中を通る道路が明日開通します

都市計画決定から半世紀以上、道路用地の強制収用による調査が行われてから4年2か月になります。当初の計画では、道路は写真の中央の電柱から屋敷内にまっすぐに通る計画でした。

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困難を極めた市との話し合いの中から、屋敷の外側を迂回して通ることで話が決まりました。

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しかし梅林、グラウンドなど3千平方メートル余の土地の提供、森の分断など大きな影響をうけました。
写真の自動車の位置にあったケンポナシの古木を、今年1月に立曳(たてびき)きという方法により移植。今年は元気がありません。

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左側の高台の樹と並んで立っていた3本のケヤキ、エノキは右手奥に移植。

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梅林の大半は、遺跡調査のため根元から切られました。一部が別の場所に保存され、再び梅林の中に戻されました。
今までは屋敷からすぐ行けた梅林の管理作業は、道路の開通により、管理のための梯子や諸道具を持って、近くの信号機の所まで行き反対側に渡る、かなり遠回りとなります。

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道路際あったキンモクセイ、サザンカの大木は、道路にはみ出した枝がカットされる。

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何より一番心配なことは、車の通っていなかった場所に、突然大型車を含め1日に1万台以上の車が通ることによる環境への影響です。
騒音、振動、排気ガス、環境の変化が、人間はもとより残された森の生物に悪影響を与えるのではないか。屋敷の内外を歩き回っていた猫が道路に飛び出さないか。カーブのある狭い車道で交通事故が起きないかなど、心配することはいっぱいあります。

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明日朝10時からの道路完成式ではテープカットが行われます。
しかし、以上のことから単純に開通を祝う気にはならないというのが会員の気持ちです。

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