オオシマザクラの移植
関さんの森・むつみ梅林の一画に、オオシマザクラが植えられています。オオシマザクラは伊豆諸島に多い野生のサクラで、花は白。桜餅をくるむ桜の葉は、このオオシマザクラの葉を塩漬けしたものです。
下の写真は、今春のオオシマザクラの花です(2010年4月11日)。
下の写真は、昨日(12月16日)のオオシマザクラですが、残念なことに、道路用地にかかってしまいました。
関さんの森に生きる樹木は、人間の都合で命を絶つようなことはしたくありません。痛みをともなうけれども、別のところへ移して生きつづけてほしい・・・。
そんな思いで、今は裸地となっているグランド(ここも道路用地としてかなりの部分が消滅します)に、移植することにしました。最終的な移植先にはまだ植えられないので、今日のところはグランドの一画に仮植えです。
移植に先立って、昨日、根回しをおこないました。根を切りながら堀りあげていきます。

根と根の間の土が落ちないようにくるみます。“根鉢”の完成です。根が傷んだことにより吸水量が減るので、枝も切り詰めてあります。
そして、今日(12月17日)の作業。10トンのクレーンで持ち上げ、送電線の下をくぐって移植先まで運びました。実際の根鉢を含むオオシマザクラの重さは3トンだったそうです。

支柱で支え、たっぷり水をあげて、移植が終わりました。

このオオシマザクラは、今日のところは仮植えです。もう一度試練がありますが、がっばって生きつづけてほしいものです。
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