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2010年9月18日 (土)

幸谷城跡発掘調査報告会

幸谷地区関さんの森内を通過する新設市道の建設に伴い、事業地内にある埋蔵文化財の記録保存を行う発掘調査が、7月から始められています。9月18日(土)には、松戸市の教育委員会による発掘状況の現地説明会が開催されました。

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現場は関さんの森の南側元グランド地区。昨年12月から本年2月に、道路予定地を対象とする試し堀り的な発掘調査(予備調査)を行った結果、中世戦国時代(16世紀)を中心とする遺構・遺物が発見され今回の本調査に至ったもので、当日は、発掘に関っている教育委員会のスタッフを初め、委員会職員、発掘従事者などが案内に当っていました。
事前に松戸市の広報などでのPRが効いたのか、好天にも恵まれ、説明の始まる10時前には見学者が多く集り、夕方の3時まで、見学者は絶えませんでした。
発掘調査対象地の大部分は、戦国時代の城跡といわれている幸谷城跡の範囲にあります。幸谷城跡自体は、まだ本格的な調査が行われていないこともあり、「城跡」としての実態は不明でした。
今回この地区で初めて中世の遺構・遺物が発見されたことは重要な意味を持つと考えられます。

今回見学会の地区から発掘された遺構は、道路状遺構1箇所、地下式坑3基、井戸跡1基、溝状遺構2基、方形土坑8基などが発見されています。
道路は広いところは幅10mになり、調査区の北東から南西に(福昌寺方面)抜けています。道路の脇には径1mの円形の井戸跡も見つかっています。
地下式坑は、まず深い縦穴を掘り、そこから横に方形野地下式を掘った遺構です。
方形土坑は、Aタイプが3m×2mほどの方形の穴で、深さ1m前後で道路に沿っており道路状遺構に関連する遺構の可能性があります。BタイプはA型に比べ長方形のものを言い、深さは50cm前後です。

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なお、遺跡からは中世から江戸時代初期に制作されたと思われる土器、陶器の破片や古銭などが出土されておます。

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調査は始まったばかりで、来年の夏までかかりそうですが、幻の「幸谷城跡」は姿を見せてくれるのか、今後の調査結果が大いに期待されるものです。

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