2022年9月28日 (水)

ケンポナシ3代・キンモクセイ開花

秋晴れの空を背景に、ケンポナシの木を撮りました。
ちょっとわかりにくいのですが、濃い緑色の高木3本がケンポナシです。
左から樹齢200年超の古木(親木)7080年くらい?の子木、10年の孫木です。

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そして、孫木は今年初めて花が咲き、実がつきましたた。11月になると熟して落ちます。美味しいです。

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一方、関家の江戸時代の門の近くにキンモクセイの古木があります。付近に花の匂いがただよっていました。

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キンモクセイの花が、咲きはじめました。

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ちなみに、下の写真は道路ができる前、2009925日に撮ったものです。
小径をはさんだ向かって左側にもキンモクセイの木が植えられており、ここはキンモクセイのトンネルになっていました。このキンモクセイは、道路用地上だったので、関家の屋敷内(オオシマザクラの南隣)に移植しました。

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(山田)

2022年9月 8日 (木)

東邦大の学生フィールドワーク2022

東邦大学理学部・教職課程の学生2名が、関さんの森でフィールドワークをおこないました。
今回は、参加人数が少ないことから、育む会の概要や道路問題等の説明は、雑蔵(ぞうぐら)の展示室でパワーポイントを使っておこないました。
ちなみに、雑蔵は関家初代の武左衛門が、分家して8年目の1785年に建てたものです。今は、建築士の皆さんの協力によって床板や扉などが修繕され、照明設備もついて、昔の生活用具などの展示室になっています。そんな部屋で、液晶プロジェクター・スクリーン・パソコンを持ち込んでの説明ですが、なかなかいい雰囲気です。

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その後は、屋敷内のおもな樹木や熊野権現、蔵や森のサロンなどを見学。さらに、かつて『こどもの森』と呼ばれた屋敷林や都市計画道路周辺、ケンポナシなどを見学しました。

都市の中の、住宅に囲まれた緑を守ることは本当に大変です。特に道路問題では、たくさんの人たちの力で解決できました。関さんの森の活動は、育む会だけでなく、たくさんの市民に支えられていることを中心に説明しました。
学生からは、「次から次へとやるべきことをしっかり捉えて実行し、その経過、結果を見て、さらに必要な手立てを考え実施していくというところがすごいし、それをやり切る力が市民にあることが素晴らしい」とのうれしい声が寄せられました。
教員志望の学生たちだからこそ、都市に残る森の大切さ、それを守るのは人の力であることを、生徒たちに伝えてくれたらうれしいです。

(山田)

2022年9月 1日 (木)

2022年9月の行事予定

活動に参加される方は、引き続き、新型コロナウイルスの感染対策をとってください。

*一方で、夏季は熱中症も心配です。蚊などの虫もいます。参加される場合は、熱中症対策、蚊対策をとってください。

*定例活動(臨時作業)は、雨天時は中止です。ただし、降雨の状況によっては、できる範囲で作業をおこなうことがあります。

*屋敷林は自由に入れますが、関家の庭は限定公開です。9月は18日(日)の10~14時、雨天中止です。

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9月4日(日)
 定例作業(1012)
 関さんの森会議(13時~)

9月9日(金)
 溜ノ上レディース定例作業(10時~)

9月10日(土)
 
古文書の会(13時半~)

9月18日(日)
 定例作業(1012)
 訪問者ガイド(1014)
 関さんの森会議(13時~)

9月23日(金)
 溜ノ上レディース定例作業(10時~)

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10月2日(日)
 定例作業 (1012)
 関さんの森会議(13時~)

2022年8月21日 (日)

「そうめん流し」の技術の継承

関さんの森、夏の恒例行事は「そうめん流し」です。森の太い竹で作った樋にそうめんを流し、食べるための食器や箸も竹で作り、そうめん流しを楽しみます。
例年は7月の第三日曜日におこなっていましたが、コロナ禍で昨年・一昨年は中止。今年はそうめん流しの技術の継承を目的とし、作業に参加するメンバー限定でおこないました。

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そうめん流しの準備は、樋にする竹を選んで伐採するところからはじまります。

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竹を伐ったら、枝を落とします。

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樋を作るところです。きれいに二つ裂けば、2本の樋をつくることができます。
ここでのコツは、竹を裂くときに使う鉈は両刃の鉈を使うこと。そして鉈の刃は竹の先端側から入れ、根元側に向かって裂くことです。
ちなみに、木や竹を刃物を刃物を使って細工するときは、「木元竹末(きもとたけうら)」といい、木材を加工したり薪を割る場合は木の根元側(元・モト)から刃物を入れ、竹を割る場合は竹の先端側(末・ウラ)から根元に向けて刃物を入れるとうまくできます。

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ゲンノウで、節を抜きます。

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樋を「そうめん流し」の装置として組み立て、水を流しながらきれいに洗います。
ちなみに、ここの水道は県営水道(100%江戸川の水)ではなく、市営水道(江戸川の水に地下100mからの井戸水をブレンド)なので、冷たくておいしく感じます。

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食器(器・箸)も竹でつくります。イベントとして実施する場合は、参加者全員が自分で自分の食器をつくります。

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そうめんを茹でているところです。
この日は、そうめんを2kg茹で、19人で食べました。1人あたりだと約100g(2束)を食べたことになります。

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今回のメンバーの半数以上が、関さんの森のそうめん流しは初体験でした。来年以降、コロナがおさまったら、イベントとして実施したいですね。

(山田)

2022年8月 9日 (火)

ピーターラビットとナショナルトラスト

今年は、ピーターラビットの絵本が出版されて120周年。これを記念して『ピーターラビット・バースデーパーク』が、そごう千葉店で開催されています。
会場には、記念写真が撮れるフォトスポットのほか、800点以上のグッズが販売されています。

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ところで、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターといえば、ナショナル・トラストです。そごう千葉店では、関連して『ナショナル・トラストで守る日本の風景』を展示することになり、日本ナショナル・トラスト協会に「千葉県内のナショナル・トラストの事例」を問い合わせ、関さんの森を紹介されたとのこと。関さんの森を育む会には、森の現在の所有者である(公財)埼玉県生態系保護協会を通じて、パネル展示用の写真とマップの提供を要請されました。
『ナショナル・トラストで守る日本の風景』の展示は、隣の『ちばSDGsフェスティバル』のコーナーです。

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『ピーターラビット・バースデーパーク』と『ちばSDGsフェスティバル』は、そごう千葉店6F催事場にて、818()まで開催されています。

(山田)

2022年8月 7日 (日)

Let's体験!!2022

Let's体験!!2022”は、松戸市民活動サポートセンターが主催する中学生~20代の若者を対象とした、夏休みのボランティア体験講座。今年は松戸市内のさまざまなな団体が44のプログラムを用意。「マッチングの会」を経て、関さんの森を育む会のプログラムには、8(中学生2・高校生5・大学生1)が参加。育む会のスタッフ16名とともに、屋敷林の竹林整備、具体的にはマダケの間伐をおこないました。

関家の庭での開会式を終えて、屋敷林の竹林に移動すると、さっそく整備のしかたを学びます。

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最初の体験は、杭打ちです。長さ1mくらいの竹4本を掛矢(大きな木槌)で地面に打ち込みます。この4本竹杭の内側に、後に伐採した竹を集積します。

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そして竹の伐採。鋸の歯を入れる箇所の上は、あらかじめ紐で竹を縛っておきます。伐っているときに竹が裂けて上にはぜるのを防ぐためです。

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伐って倒した竹は、50cmくらいの棒で、枝を叩き落します。

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枝を落とした竹は、3mくらいの長さに切り、集積場に運びます。

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そして、集積場に竹を集めたところで記念写真。皆さん、お疲れさまでした。

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この日の屋敷林では、ヒグラシがよく鳴いていました。下の写真は、ヒグラシの抜け殻です。

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竹林の足元にはザトウムシ。ザトウムシは虫(昆虫)ではなく、クモでもありません。ザトウムシはザトウムシです。

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クモといえば、スズミグモがいました。スズミグモは大型で美しいクモですが、関さんの森では初記録。温暖化により北上傾向にあるクモです。

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一方、写真はありませんが、この日はサシバという猛禽と、竹林の隣の草地にはヒバカリというヘビが確認されました。絶滅危惧Ⅰ類、ヒバカリは準絶滅危惧種です。

じつは、育む会の活動がはじまった26年前、屋敷林の低地部分はほとんどが荒れた竹林でした。その後、生物多様性を意識して、増えすぎた竹を伐採して草地を創出し、毎年定期的に草刈りをして草地を維持してきました。今日は、その結果を象徴するような、ヒバカリ(ヘビ)の確認と、ヘビを餌にするサシバの出現でした。
サシバは定着しているわけではありませんが、今後も生物多様性の維持・復元を目指していきたいと思います。

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上の写真は竹林の隣の草地。その縁に架けた橋で、作業の合間に休憩しました。
この日、ここの草地には、ハラビロカマキリがいました。

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(山田)

2022年8月 1日 (月)

2022年8月の行事予定

活動に参加される方は、引き続き、新型コロナウイルスの感染対策をとってください。

*一方で、夏季は熱中症も心配です。蚊などの虫もいます。参加される場合は、熱中症対策、蚊対策をとってください。

*定例活動(臨時作業)は、雨天時は中止です。ただし、降雨の状況によっては、できる範囲で作業をおこなうことがあります。

*屋敷林は自由に入れますが、関家の庭は限定公開です。8月の公開はありません。次回は9月18日(日)です。

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8月7日(日)
 定例作業・Let's体験!!2022 (1012)
 関さんの森会議(13時~)

8月12日(金)
 溜ノ上レディース定例作業(10時~)

8月21日(日)
 定例作業(時間は未定です)
 訪問者ガイドはありません
 関さんの森会議(作業終了後)

8月26日(金)
 溜ノ上レディース定例作業(10時~)

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9月4日(日)
 定例作業 (1012)
 関さんの森会議(13時~)

2022年7月25日 (月)

関家の“混ぜ垣”

今日は臨時作業。関家の庭の草刈りや生垣の剪定をしました。

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関家の生垣の樹種は、もとはヒメツゲです。しかし、風や鳥の糞で運ばれた種子から成長したものを排除せずに一緒に剪定してきたことから、今は多様な樹種を含む“混ぜ垣”となっています。
育む会の維持管理の基本理念の一つが“生物多様性”ですが、関家の混ぜ垣も“生物多様性を具体化したものと言えそうです。
たとえば、ヒメツゲだけだと、ヒメツゲを食べる虫しか現れません。関家の混ぜ垣は21種の木本から構成されているので、単一の生垣に比べ、単純計算で21倍の種類の虫が生息することになります。

この日は、混ぜ垣を構成するシロダモの若葉には、アオスジアゲハの卵が認められました。

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また、エノキの小枝には、羽化直後のアカボシゴマダラがみられました。もっとも、アカボシゴマダラは“特定外来生物”ですから、それはそれで困ったことではあります。

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参考までに、関家の混ぜ垣を構成する木本を多い順(おおまかに)紹介します。

植えた木…ヒメツゲ(もともとの生垣)、キンモクセイ(張り出した枝が生垣の一部を構成)
自然に生えた木…シロダモ、アオキ、ヤツデ、イロハカエデ、ケヤキ、エノキ、シラカシ、ヤマグワ、トウネズミモチ、カヤ、イヌマキ、ニワトコ、ビワ、シュロ、マサキ、ナンテン
自然に生えた木本性つる植物…キヅタ、スイカズラ、ビナンカズラ

さらに、関家の混ぜ垣には、カラスウリ、ヤブガラシなどの草本性つる植物がからみ、多様性を増しています。

(山田)

2022年7月22日 (金)

虫と遊ぼうin溜ノ上の森

新松戸駅での集合時は雨でしたが、予定通り決行。本降りなるも溜ノ上の森に着いてからは雨がほとんど降らず、参加者は班に分かれて、虫を探し、虫と遊びました。

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木の幹に、ニイニイゼミの抜け殻がありました。

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エゴノキの実には、エゴヒゲナガゾウムシがいました。上はオスで、別名“エゴウシヅラ(牛面)ゾウムシ”ともいわれます。下はピンボケですがメスです。卵を産むために実をかじって穴をあけています。

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枯木の下、落ち葉の下も探します。

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こんなものも落ちていました。野生の栗です。

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虫探しの次は虫調べです。

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そして、捕まえたダンゴムシで、ダンゴムシレースをしました。

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この日の参加者は8家族22名。たくさんの生きものたちを見つけました。「溜ノ上の森」は住宅地にかこまれた0.47haの小さな森ですが、小さな生き物の住処でもあります。

(山田)

2022年7月17日 (日)

「そうめん流し」は流れたけれど

7月の第三日曜日は、例年は「そうめん流し」です。
しかし、今年もコロナ第7波で、「そうめん流し」そのものが流れてしまいました。

そのおかげで……というわけではありませんが、屋敷林の危険な枝を撤去したり、

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草刈りやゴミ拾いをしたり、

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蔵の調査や、扉(戸車)の修理などをしたりで、仕事がはかどりました。

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関さんのお庭では、ジャコウアゲハが飛んでいました。

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(山田)

«マダケの成長にびっくり(認定こども園すなはら)

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