2017年2月12日 (日)

古い桜オオチョウチンの枝切り

今日関さんの庭のオオチョウチンの枯れかけた太い枝の処理をしました。

通路の真上にあってカキやシュロに倒れかかり、いつ落下するかわからず非常に危険な状態でした。そこでまず折れた枝が急激に落下しないよう、写真右側から綿ロープで枝の根本を上方に吊り支えました。

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(桜枝切り取り前)

切取り部分の写真です。ロープの右側の少し膨らんだ箇所が折れた箇所。左側のワイヤーロープは、枝を切り離せるようにチルホール(牽引する道具)に繋がっています。

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(切取り部分の写真)

チルホールで引っ張ったところ、サクラの枝の腐った所から簡単に離れ、想定したとうり枝の根元は綿ロープに釣り下がり、枝の先は地上に落下しました。ヤレヤレ一安心でした。

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(枝切り取り直後)

折れた桜の枝は周囲50㎝程。全体が腐朽していて、今まで落ちなかったのが不思議でした。

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(桜切り取り断面)

オオチョウチンは、ピンク色の名前の通り大型の八重桜で、幹は周囲3mほどある老大木です。大きな枝の1本が無くなって寂しくなりました。

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(桜枝切り取り後)

2017年2月 4日 (土)

河津桜開花

関家のお庭に植えてある河津桜が開花しました。
関美智子さんの話によると、1月31日から咲き始めたとのこと。1月中の開花は初めてです。

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耳をすますと、「ヒッ、ヒッ……」と、ジョウビタキの声。ジョウビタキのメスがいました。
ジョウビタキは冬鳥。夏はシベリアなどの北国でくらし、冬になると松戸にもやってきます。

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この日は、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、コゲラ、シロハラ、ヒヨドリなどの声を聞くことができました。

2017年1月25日 (水)

冬の森は大賑わい

関さんの森を中心に、新松戸駅から北小金駅まで歩く冬の森の観察会が、寒いながらも陽射しの明るい冬空のもとで行われました。10時までに新松戸駅前集まった参加者は何と104名、受付はてんてこ舞いでした。早速赤城神社近くの広場に移動して、今日の日程の説明の後、4班に班分けを行い1班から順次出発しました。

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まづ初めはオオナムチノミコト(大国主の命)を祭神とする赤城神社。かつて小山の頂上にあった社が、武蔵野線の工事などで削られた姿を今に残すスダジイなどを観察しました。

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次いで、松戸市指定文化財の「野馬捕り」の献額があることで知られる、幸谷観音での巨木のモッコク、イチョウなどを観察。

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関さんの森では、道路工事のために5年前に立曳きとい工法で移植したケンポナシの保育作業をしている現場で、ケンポナシとその移植の経緯の説明を聞きました。

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屋敷の中では、門や蔵、熊野権現、100年桜、カヤノキなどを班ごとに見学し、参加者104名が一同に会してここに住む関さんから、屋敷の概要と街中で自然を残すことの苦労話を聞きました。

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再び班単位で屋敷林に向かう。南入口から入り、地元小学生が付けた木のプレートを見ながら森の中を一周、下の広場で大きく曲がったイヌシデや、竹林、湧水池を見学しました。

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最後は北小金の東漸寺まで日だまりの中をしばしのまちヲッチング。東漸寺に到着して、シダレザクラ、タブノキ、タラヨウなどを観察。写真はボダイジュの説明をするところ。

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今日は朝から(㈱)富士植木の職員によるケンポナシの保育作業でした。2年前に土壌改良剤を埋め込んだ周辺を掘ってみると、細根の発生が見られました。さらに細根の発達を促すために、前回掘った穴の30㎝程外側に穴を、老木10か所、若木6か所掘って土壌改良材を入れ、水撒きをして作業は終了しました。

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2017年1月19日 (木)

新年の初仕事

新年の初作業は、少し遅れぎみのむつみ梅林の手入れです。

去年ほとんど実がつかなかったので、従来実施してきた剪定のほか、土壌の酸度の改善と有機質肥料の散布をすることにしました。果樹園芸の専門家である千葉大名誉教授の指導を受け、午前中は剪定の実習の講義を受け、午後は肥料の散布です。

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JAとうかつから購入した酸度の改善のための苦土石灰は、畑全体にばらまき、木屑から作った有機質肥料は、梅の木の間に溝を掘りその中に堆肥を入れて埋め戻をしました。

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梅林の道路側には、春の花を楽しむため、菜の花の種子を蒔きました。蒔く時期が遅かったので、花は早春には間に合わないでしょう。

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屋敷の前にある早咲きの梅は今が満開、ほのかな香りを道行く人に届けています。

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2017年1月15日 (日)

雑蔵の調査・新年会

新年初の定例会は、会報の綴じ込み。会報37号は32ページです。会員の皆さんには、モノクロ印刷したものをお届けします。

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建築士の皆さんは、雑蔵の測量。

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蔵の中も整理しました。こんな籠が出てきました。

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石臼も出てきました。

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この雑蔵は、将来、展示スペースにする予定です。

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作業は午前中に終え、午後は新年会。参加者1品持ち寄りでおこないました。

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一年で最も寒い時期ですが、早くもホトケノザが咲いていました。

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2016年11月 6日 (日)

関さんの森を育む会・設立20周年記念シンポジウム

11月6日(日)秋晴れの中、記念シンポジウムが流通経済大学新松戸キャンパスにて開催され、170名が集いました。

最初に武笠代表の開会のことば。

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つづいて関美智子さんから挨拶。
この20年間の育む会の活動への支援に対し、お礼の言葉がありました。また「関さんの森はみなさん森です。どうぞいつでも来て楽しんでください」とのお誘いも。

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そして特別講演「都市の緑を守る」がスタートです。講師は(公財)日本生態系協会の池谷会長。経済優先でアホウドリがほぼ全滅、東京湾の干潟も激減などの事例をあげ、持続可能な国づくりへの転換が必要で関さんの森の市民活動はその実践例です、と話されました。

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次は2名の会員(武笠代表、山田)により「育む会」の20年をプレゼン。画面を見ながら振り返りました。参加者からは「ほんとに皆さんいろいろなことを頑張ってこられたので、この森が残ったのですね」との感想がありました。  

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休憩時間中、展示パネルに見入る人がいました。

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休憩後は雰囲気が変わり東葛合唱団はるかぜの合唱です。

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安藤由布樹氏指揮により、関さんの森が舞台のミュージカル「幸せ谷 いのちの森物語」を熱唱。ピアノとコカリナの演奏も入ります。この歌は苦しかった時に森の活動を励ましてくれました。音楽の力はすごい!

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最後は安藤氏、大西氏、木下氏3名によるパネルディスカッション。
森を守るには地権者・市民・専門家間の信頼が極めて重要、今のライフスタイルを変える必要があり関さんの森の役割は大きい、若者が入りやすくなる工夫があるとよい、など有意義な提言がありました。

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シンポジウム終了後は近くのホテルで懇親会です。予想を超える40名が参加。
西山弁護士の音頭で20周年記念に乾杯!
西山さんは、道路問題の際、弁護士の立場より森の活動を支えてくださいました。

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懇談中の池谷さん、関美智子さん、関啓子さん、太田さん です。

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最後に、道路を迂回させるための「合意書」の実現にご活躍いただいた、松戸よみうり新聞の戸田さんからお話がありました。今だから話せることも含まれ、会場は静寂と爆笑が交互に。

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以上、関さんの森を育む会・20周年記念シンポジウムの報告です。
育む会はこれからも、都市に残る里山空間「関さんの森」を、未来の子どもたちのために守り育んでまいります。今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。

設立20周年記念シンポジウム

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ここからPDF版のチラシをダウンロードすることもできます

2016年10月19日 (水)

幸谷小学校1年生が森の探検

関さんの森から歩いて5分ほどの地に、ケンポナシを校章とする幸谷小学校があります。今日は1年生3クラス91名が、4人の先生に引率され森の自然探検にやって来ました。夏に育てたアサガオの蔓を使ったリースに飾るドングリや草花を探すためです。

集合したところは関さんの森の一部で、クヌギやコナラのあるクヌギの森。森の案内スタッフ13名に迎えられ、関さんの森について説明を受けました。

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早速木の下でコナラやクヌギのどんぐり探し。ここには現在3年生が去年植えたケンポナシがあり、ドングリ拾いに夢中でした。今年のどんぐりは不作でしたが、平均5個以上は拾ったようです。

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近くにピラカンサがオレンジ色の実をいっぱい着けていたので、生徒はリースの飾りに1房ずつ摘んでいました。

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その後全員が屋敷林へ。木製遊具のある中央の広場で、みどりが一杯で静かな森の雰囲気を感じ、フィールドアスレチックを楽しみました。通路ではシラカシの実を拾い、池を巡って森を一巡した後学校に戻ってゆきました。2時間ちょっとの探検でしたが、生徒は口々にまた来たいと言っていました。

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2016年10月 2日 (日)

キンモクセイが満開

関家の古い門脇のキンモクセイが満開になりました。樹齢は正確にはわかりませんが、100年以上の古木です。

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かつては小道をはさんだ左側にもキンモクセイがあり、小道はキンモクセイのトンネルになっていました。
道路工事によって、左側のキンモクセイは関家の屋敷内に移植しました。

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今日は天気が良く、チョウがたくさん待っていました。

下の写真はウラナミシジミ。ウラナミシジミは秋になると、松戸にも姿を見せます。
このチョウは松戸では越冬できず、冬に死に絶えますが、館山あたりでは越冬できます。翌春、冬を越したウラナミシジミは世代を繰り返しながら北上し、秋になって松戸にたどりつくのです。

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関家の庭では、キタキチョウがハギの花で吸蜜していました。

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もしかして…と探してみると、ハギの小枝にキタキチョウのサナギもありました。黄色い翅が透けて見えます。明日あたり羽化するものと思われます。

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2016年9月29日 (木)

秋の山を楽しむ草加園児

草加市は平地ばかりで山は無いそうです。今日は草加市内の草加くさはな保育園児16名が、先生4名と共にマイクロバスで関さんの森にやって来ました。

屋敷に着くと早速虫よけなどの支度をして、関さんからクリやカキなど秋の果物などの説明を受けました。

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午後から雨との予報なので、午前中に屋敷林へ。森の北入口で、前回6月に来た際の森の中での約束、走らない、道路から森には勝手に入らないなどを確認。

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園児は枯れ木の竿を手にザリガニ釣りに挑戦。23匹釣り、帰り際に池に戻しました。

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他の園児は思い思いに、ブランコで遊んだり、ドングリやキノコを探したりして森の中を回っていました。

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屋敷に帰り、昼ご飯のあとは屋敷内の探検。クリを拾い、まだ青いみかんやアケビを見たり、クモやダンゴムシを観察して楽しい時間を過ごしました。最後は今盛んに咲くヒガンバナについての絵本の読み聞かせ。山あり池あり巨木ありと変化に富み、昆虫も多い関さんの森は、子供たちにとってワンダーランドだったようです。

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