2016年11月 6日 (日)

関さんの森を育む会・設立20周年記念シンポジウム

11月6日(日)秋晴れの中、記念シンポジウムが流通経済大学新松戸キャンパスにて開催され、170名が集いました。

最初に武笠代表の開会のことば。

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つづいて関美智子さんから挨拶。
この20年間の育む会の活動への支援に対し、お礼の言葉がありました。また「関さんの森はみなさん森です。どうぞいつでも来て楽しんでください」とのお誘いも。

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そして特別講演「都市の緑を守る」がスタートです。講師は(公財)日本生態系協会の池谷会長。経済優先でアホウドリがほぼ全滅、東京湾の干潟も激減などの事例をあげ、持続可能な国づくりへの転換が必要で関さんの森の市民活動はその実践例です、と話されました。

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次は2名の会員(武笠代表、山田)により「育む会」の20年をプレゼン。画面を見ながら振り返りました。参加者からは「ほんとに皆さんいろいろなことを頑張ってこられたので、この森が残ったのですね」との感想がありました。  

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休憩時間中、展示パネルに見入る人がいました。

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休憩後は雰囲気が変わり東葛合唱団はるかぜの合唱です。

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安藤由布樹氏指揮により、関さんの森が舞台のミュージカル「幸せ谷 いのちの森物語」を熱唱。ピアノとコカリナの演奏も入ります。この歌は苦しかった時に森の活動を励ましてくれました。音楽の力はすごい!

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最後は安藤氏、大西氏、木下氏3名によるパネルディスカッション。
森を守るには地権者・市民・専門家間の信頼が極めて重要、今のライフスタイルを変える必要があり関さんの森の役割は大きい、若者が入りやすくなる工夫があるとよい、など有意義な提言がありました。

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シンポジウム終了後は近くのホテルで懇親会です。予想を超える40名が参加。
西山弁護士の音頭で20周年記念に乾杯!
西山さんは、道路問題の際、弁護士の立場より森の活動を支えてくださいました。

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懇談中の池谷さん、関美智子さん、関啓子さん、太田さん です。

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最後に、道路を迂回させるための「合意書」の実現にご活躍いただいた、松戸よみうり新聞の戸田さんからお話がありました。今だから話せることも含まれ、会場は静寂と爆笑が交互に。

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以上、関さんの森を育む会・20周年記念シンポジウムの報告です。
育む会はこれからも、都市に残る里山空間「関さんの森」を、未来の子どもたちのために守り育んでまいります。今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。

設立20周年記念シンポジウム

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ここからPDF版のチラシをダウンロードすることもできます

2016年10月19日 (水)

幸谷小学校1年生が森の探検

関さんの森から歩いて5分ほどの地に、ケンポナシを校章とする幸谷小学校があります。今日は1年生3クラス91名が、4人の先生に引率され森の自然探検にやって来ました。夏に育てたアサガオの蔓を使ったリースに飾るドングリや草花を探すためです。

集合したところは関さんの森の一部で、クヌギやコナラのあるクヌギの森。森の案内スタッフ13名に迎えられ、関さんの森について説明を受けました。

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早速木の下でコナラやクヌギのどんぐり探し。ここには現在3年生が去年植えたケンポナシがあり、ドングリ拾いに夢中でした。今年のどんぐりは不作でしたが、平均5個以上は拾ったようです。

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近くにピラカンサがオレンジ色の実をいっぱい着けていたので、生徒はリースの飾りに1房ずつ摘んでいました。

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その後全員が屋敷林へ。木製遊具のある中央の広場で、みどりが一杯で静かな森の雰囲気を感じ、フィールドアスレチックを楽しみました。通路ではシラカシの実を拾い、池を巡って森を一巡した後学校に戻ってゆきました。2時間ちょっとの探検でしたが、生徒は口々にまた来たいと言っていました。

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2016年10月 2日 (日)

キンモクセイが満開

関家の古い門脇のキンモクセイが満開になりました。樹齢は正確にはわかりませんが、100年以上の古木です。

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かつては小道をはさんだ左側にもキンモクセイがあり、小道はキンモクセイのトンネルになっていました。
道路工事によって、左側のキンモクセイは関家の屋敷内に移植しました。

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今日は天気が良く、チョウがたくさん待っていました。

下の写真はウラナミシジミ。ウラナミシジミは秋になると、松戸にも姿を見せます。
このチョウは松戸では越冬できず、冬に死に絶えますが、館山あたりでは越冬できます。翌春、冬を越したウラナミシジミは世代を繰り返しながら北上し、秋になって松戸にたどりつくのです。

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関家の庭では、キタキチョウがハギの花で吸蜜していました。

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もしかして…と探してみると、ハギの小枝にキタキチョウのサナギもありました。黄色い翅が透けて見えます。明日あたり羽化するものと思われます。

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2016年9月29日 (木)

秋の山を楽しむ草加園児

草加市は平地ばかりで山は無いそうです。今日は草加市内の草加くさはな保育園児16名が、先生4名と共にマイクロバスで関さんの森にやって来ました。

屋敷に着くと早速虫よけなどの支度をして、関さんからクリやカキなど秋の果物などの説明を受けました。

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午後から雨との予報なので、午前中に屋敷林へ。森の北入口で、前回6月に来た際の森の中での約束、走らない、道路から森には勝手に入らないなどを確認。

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園児は枯れ木の竿を手にザリガニ釣りに挑戦。23匹釣り、帰り際に池に戻しました。

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他の園児は思い思いに、ブランコで遊んだり、ドングリやキノコを探したりして森の中を回っていました。

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屋敷に帰り、昼ご飯のあとは屋敷内の探検。クリを拾い、まだ青いみかんやアケビを見たり、クモやダンゴムシを観察して楽しい時間を過ごしました。最後は今盛んに咲くヒガンバナについての絵本の読み聞かせ。山あり池あり巨木ありと変化に富み、昆虫も多い関さんの森は、子供たちにとってワンダーランドだったようです。

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2016年9月24日 (土)

雨の中の100年桜の保護作業

関家の新しい門の脇にある桜ソメイヨシノは、現当主の母親が生れた時に村人がお祝いに植えてくれたものです。屋敷のシンボルとして110年を超えた今でも毎年美しい花を楽しませてくれます。

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4本の太枝のうち径40㎝程の1本が、先月27日の大雨の直後、轟音と共に途中からボッキリ折れて屋敷内の通路に倒れました。折れた箇所を見ると上部の半分以上が腐朽していました。

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他に例のないほどの高齢のソメイヨシノだけに、他の太枝も心配です。関家では、日頃から樹木のケアーをお願いしている、都内の造園業富士植木に保護対策を依頼しました。
調査の結果、残った3本の枝の根元には幸い腐れが認められないので、3本のうち2本づつを径9mmのワイヤーで繋ぎ、その先を控えとして別の丈夫な桜の幹に固定することにしました。

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保護作業の手始めは折れた枝の手入れ。途中から切断して横断面に防腐剤を塗ります。

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3本の太い枝に登り、幹に当て布をした上に2本ずつワイヤーで繋ぎ合わせる作業を行う。

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更に3本の太枝を安定させるため、控として2本の太枝から近くにあるしっかりした桜の幹にワイヤーで固定して作業終了。

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サクラの幹周辺にアオキなどが茂り湿気が籠っていたので、周辺を綺麗にして、幹の観察をし易くしました。

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修理を終えた翌日のソメイヨシノ。支柱などがないため修理の姿はあまり目に着つきません。まずは、これで一安心です

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2016年8月22日 (月)

タケ取り物語

7月に開かれたそーめん流しにボランティアとして参加してくれた市川市内にある県立高校の2名の生徒が、9月に開く文化祭に使用するタケを取りに来ました。

切ったタケは、2人で電車で持って帰るとのことでしたので、2人の会員が協力。ところが話を聞いてみると、計画では、高さ1m、長さ9mにわたるタケの壁を作る構想とのこと。そうなると使うタケの量も半端ではありません。そこで密生している竹林の中から10本ほどのタケを切り出し、生徒と共に近くの駐車場に運び、そこで1mに切り、出来上がった50本ほどのタケを半割にして、持ち易い大きさに紐で結束しました。

10人の仲間を呼んでも、電車で持って帰ることは不可能な量です。

幸い大型の車で来ていたKさんの好意で、車の後ろにガッツリと積んで、生徒と共に市川市まで送りました。Kさんお疲れ様でした。

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2016年8月21日 (日)

夕涼みの会

関さんの森、毎年8月の第三日曜日は「夕涼みの会」。夕方から開くカラスウリの花を愛でながらの一杯です。

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今宵のお酒は、このラインアップ。

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さて、肝心のカラスウリの花。
19時頃になって満開となりました。

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2016年7月24日 (日)

溜ノ上の森で生き物さがし

子供たちが夏休みに入った最初の日曜日、第2の関さんの森である溜ノ上の森で、こどもっとまつど主催の「森にかくれているものは誰?~生き物さがし~」が開かれました。

虫の説明とこどものお世話は、森を管理している溜ノ上の森レディーズの皆さん。今回は中学生のボランティア体験の「レッツ体験隊」8名が加わって小さな森は大賑やかでした。

10時に集合した3年生までの小学生9名とその親6名、スタッフも含め、先ず今日の予定や注意事項の説明を受けた後、子ども3班、大人2班に分かれて森の中へGo。

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林の中を行く大人グループ。家族づれで来た幼児も大人の組に入り、大きな子供はボランティアの中学生です。林の中には虫はほとんどいませんでした。

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草原ではリーダーの指導で虫を探します。

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網で捕まえたトンボや、チョウは、観察のためカップに入れます。そして虫の種類ごとに9個のビンゴに印をつけます。

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1時間ほどカップで虫集めをした各グループは、森の脇で捕まえた虫を分類して先生と一緒に名前を調べました。虫のビンゴは8個が2班、後は6個でした。

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ビンゴが終了後は、カップの中のすべての虫を森の草原に返しました。生き物さがしが終ったところで、全員の記念の写真。中学生のボランティアの皆さんは、虫捕りが上手で虫を良く知っており、小学生の遊び相手にもなってくれました。

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2016年5月15日 (日)

オープンフォレスト公開

松戸市内の市民ボランティアによって維持管理されている森の一斉公開が「オープンフォレスト」。
関さんの森では、今日(15日)と22日が公開日となっています。

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今日は25名の方が、関家の屋敷を見学にきました。

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ところで、今日、関家の庭でヒラタアブの交尾飛翔が見られました。

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ヒラタアブは8mm程度の小さなアブで、人を刺すようなことはありません。花の蜜を吸う大人しいアブです。幼虫はアブラムシの幼虫を食べるため、『益虫』と呼べるかもしれません。
よく見かける昆虫で、飛翔そのものは珍しくはありませんが、交尾しながら飛翔しているところを見たのは、今日がはじめてです。

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上で翅を動かしているのはオスです。メスは下にいて、オスに抱えられていますが、翅は動かしていません。

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なぜ、わざわざ飛翔しながら交尾するのかは不明です。

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